お盆とお正月 | のこしたいもの

のこしたいもの

ブログの説明を入力します。

日本で全国的なお祭り・行事と言えばお盆、クリスマス、お正月です。お盆は仏教、クリスマスはキリスト教、お正月は神道と即座に結びつきますが、いずれも宗教が深くかかわっています。

 

私には、一神教であるキリスト教のお祭りが殆どの日本人に浸透していることが不思議に思えます。

 

キリスト教は日本で約500年の迫害に満ちた歴史を経て現在の状態があります。現在キリスト教徒は約200万人(日本人の1.5%)、過去においても日本の人口の1%くらいだったようです。

 

私も、お盆には家族が集まってご先祖や故人を偲び盆踊りを楽しんだ記憶がありますし、正月には神社にお参りしたことを覚えています。信者数、寺社仏閣の数、家の作りを考えても一人ひとりにとって神道や仏教は身近な存在です。

 

仏壇・お寺・神社が身近にあって、神道・仏教の歴史が作られてきたと思うのです。そういう面から見てもキリスト教は日本人の肌に合った宗教とは思えません。

 

信者数が人口の1.5%の宗教が全国民の祝うお祭りとして日本人に浸透していることに不自然さを感じるのです。

 

第二次世界大戦後、都市化が進み多くの人々が集合住宅を持ち家とし、寺社仏閣さえも身近なものではなくなりつつあります。資本主義のなせる業と言ってしまえばそれまでですが、だからと言って宗教などいらないとはとても思えません。

 

諸外国との交流は大事ですが、日本人の個性を無くしては素晴らしい国土・自然は到底望めないように思います。