10/6 曇り
かなり涼しい。
親戚とスガキヤを食べる。先週コロナに感染したそうで、隔離期間は明けて仕事も再開しているが、咳が続くという。東京の友人も後遺症がずっと続いていて、やっぱりかからんのがいちばんよいなあと思う。
今月から台湾に帰れそうなので、周囲に報告しているが、自分がいちばん信じられない。落ち着かない。動揺しているので、BLを読んでも入ってこない。珍しい心境だ…。たまに、夢のなかではもう台湾に帰っている。
夕方、ケアマネさんやリハビリ施設の方々と会議。
夜、なぜか急に不安になったので、久々に半身浴をする。あ、急に寒くなったから?
今年のノーベル文学賞はフランスの作家、アニー・エルノー。『場所』の人ですよね。でも正直、民族問題とか社会問題に切り込む作家に授賞させることが多いノーベル賞なら、今年はロシアかウクライナの反プーチンの作家に…と期待したんだけど、そっちはノーベル平和賞かなぁ。

10/7 雨
雨なので、網戸を外して庭に出しといた。勝手に洗われるのでたいへん良い。もうすぐ台湾に帰れそうなので、部屋の整理をする。『フツーに方丈記』のゲラとかアイデアのメモとか、紙ゴミ類を一気に捨てた。あとレシートの整理も。
最近は本が目に入ってこない。映画の目になってるようで、いつか気力があるときに観ようと思っていた大作中国映画『象は静かに座っている』(4時間弱)を、まず半分観る。初の長編映画で、ベルリン映画祭で新人賞を獲得し、そして自殺したという、夭折した天才を地でいくようなエピソードも、この映画の何というか…全体的に灰色の、閉塞感ある雰囲気に一役買ってることは否めない。とはいえ、とても好きな感じ。自分の目に映ったほんとうの世界を、中国という社会を、なかったことになんてできないという、若くて不器用な人だったのではないだろうか、このフーボー監督は。

10/8 曇り
マックに行ったら値段が上がっていた。…従業員の時給も上がってるんだろうか。ときどき、「店是 すべてはお客様のために」とか書いてある店があるけど、働いてくれてる人たちを無視する店は利用したくない。なのだけど、田舎には店自体がそもそも少ないのですよねぇ。あと無農薬野菜とかも、どこに売ってんの?という感じだし。うーむ、自分にも他人にも、そして地球にもやさしく生きたいが、そもそも選べる選択肢が少ない場所では難しいのかなぁ。
とりまマック食べながら、『象は静かに座っている』の続きを観る。
帰宅して2時間昼寝。夜、半身浴。

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