★今週はBLマンガ強化ウィークです。…いやそんなウィークはないですが、私がBLマンガを読み過ぎて読書記録が溜まりに溜まってるんで、3ヶ月に一度くらいの頻度で勝手にBLマンガを、ジャンルの偏りないように紹介し続けたく…気が向いたらお付き合いください…m(_ _)m★


大好きなイシノアヤ先生のBLマンガ。

表題作ほか、全4話の短編集。私は表題作がいちばん好きでした。大学生の村井と、ゲーム会社勤めの四ノ宮は、アパートの隣人同士。で、タイトルの「あまのじゃく」はどっちかっつーと、四ノ宮のほう。はじめて引っ越しのあいさつに来た日から、対応があまのじゃくであったため、あのときから恋ははじまっていたんでしょう。

ただですね~、四ノ宮のあまのじゃくな言動を、村井が全部素直にそのまま受け止めるんですよね~。結果、表面的にはすれ違い続け、でも二人の心の声はいつもめっちゃ饒舌かつ両想いなんですよね~、あ~心の声が聞こえないばかりに叶わなかった恋ってこの世界にどれくらいあるんだろか。

そんで、二人はちょっと仲良くなるんだけど、基本的にあまのじゃくなことしか言わない四ノ宮のこと、たま~にうっかり言葉通りの意味でしゃべったりすると、村井はその言葉の裏を行き、やっぱりすれ違う二人(笑)。

四ノ宮「お前きょうはいつまでいんの?」
村井「(あ…疲れてんのかな)片付け終わったらすぐ帰りますね」
四ノ宮「(あぁあぁぁあこのヘタレめがっ)」

カワイイ~ウケる~なんだこの二人。永遠にやっててくれ~!

あとこの作品は帯文が秀逸でしたね。「ボタンをかけ違えたような恋の始まりとその後――イシノアヤの、ファニーでキュートな作品集」この文面を考えた編集さんの愛を感じました!あっぱれ!



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