図書館の児童書のコーナーで、気がつくと時間が過ぎている一角、それが「社会」。

さ・え・ら書房から出ている、「身近でできるSDGs エシカル消費」というシリーズ、おもしろかった!

エシカル消費って、ひとことでいうと、買い物を通じて社会問題を解決していく消費のあり方。

①エシカル消費とは?、②日本にも昔からあるエシカル消費を紹介、③消費者としてできること、④フェアトレード、の順に写真と図と文章で超わっかりやす〜く解説。

一般知識としては知っているほうだと思うが、改めてこういうものを読んでみると、知らないこともたくさんあった。

SDGs
sustainable development goals(持続的な発展目標)の略。2015年9月に国連で150カ国の間で約束された。17の社会問題に対し、2030年までに取り組むこと。(←取り組むっていうのが、どの程度のことなのか、書いてないのでわからなかったが…。)

3R
Reduce(削減), reuse(再利用), recycle(リサイクル)。これにモッタイナイのワンガリ・マータイさんはrespectを足して4Rとしているほか、refuse(断る)やrepair(修理)も含んでよい。

生産〜消費後まで、環境にあたえる影響に関する基準をクリアした証。
…というのはなんとなく知ってはいたが、商品だけでなくホテルや保険にも適用されるのは知らなかった。私の好きな横浜のホテルニューグランド、エコマーク認定済みなんですって。

これ読むと、意外に「もうやってる」ということも多いんですけどね。

でも実家でやろうとすると、高度経済成長期にイケイケだった親の世代(←70オーバー)ってなんか……ゴミの分別?ハァ?みたいな(笑)

実家では私が重曹を買ってきて、「これは洗剤として使えて、百均で売ってて、国産で、川を汚さなくて、部屋干ししても臭わなくて、肌にチクチクしないよ!」といって置いといた。

で、ある時、親が洗濯してるので見てたら、重曹と化学洗剤を両方ドバドバ入れてました。

あきらめました。
シリーズで三巻まで出てます。
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●拙著『なるべく働きたくない人のためのお金の話』では、エシカル消費にもちょびっとふれてます。