6/26

北京へ移動。もう当たり前のように飛行機が遅れる、中国のエアライン…。
北京からホテルへのタクシーの中、空気がほこりっぽくてデリーみたいで、ちょっとばかしテンションあがる。

6/27

北京随一のショッピングエリア、王府井へ。


楽器屋があったので、展示品をいじくりまわして、ここんとこ溜まっていたピアノ欲を満たす。赤いピアノ、斬新。ほんでまた、誰も演奏に興味をもたないところがいい。


大碗居という有名店で炸醬麵とほうれん草を食べたが、炸醬麵はふつう。ほうれん草は3日くらい冷蔵庫に入れといて乳化してるっつーか、すっぱくなりはじめっつーか、本来そういう味なのかどうかがイマイチわからなかったが、とにかくあんまりおいしくなくて残した。老舗の有名店でこれなら、北京の食事、あんまり期待できないんじゃ…。


天安門をひと目見ようと、近くの東門から延々2キロくらい歩いて、表に向かうも、一方通行で出られなくて、結局来た道をもどってさらに四キロくらい歩いて表に回る。


たどり着いた頃には疲れて「でかい」以外の感想が浮かばない。写真だと伝わりにくいが、もう何もかもがいちいちでかすぎて、遠近感が狂う。


南鑼鼓巷のカフェで翌日のインタビューの準備。

隣のイケイケっぽい若者がイケイケっぽい会話をしていた。中国の若者、背が高くてスタイルいいよなー。彼らが生まれた頃はまだ一人っ子政策で、さぞ一人でようけ食べてすくすく育ったんだろう。あと歩くときにあれよね、重心が高いよね中国人は。スーツとか洋服ってやっぱ体の重心が高いほうが似合う。日本人は腰に重心があって、あれは和服のたたずまいって感じ。

インタビューの準備が終わらず、ホテルに持ち帰って続きをやることに。


帰り道に屋台で野菜巻きを買う。おじさんに「日本人たくさん来る?」って聞いたら、あんまり来ないそうである。たしかに北京で日本人を一人も見ない…。

地下鉄のふしぎな広告。車両の速度に合わせて、窓の外の壁に広告映像が流れるやつ、あれ何?!こういう、金儲けにダイレクトに反映するところは新技術をバンバン取り入れるんだよなー。

・・・・・・・・・・・・・・・

●拙著でてます