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本のプロモーションなどがあり、朝っぱらから中国へ旅立つ。

上海で乗り換え二時間しかないのにいきなり一時間以上遅れたため、中国の地面に足がついたと同時に次のゲートまで全力疾走。なんとかラストコールに間に合って、息が切れて空気を吸いたいがほこりっぽくて苦しい…。

途中シャトルバスで飛行機に向かうあいだ、車内のてすりの十字に連結してる部分が、なんつーの、クッションごとギュッ!ってネジでとめられてて、ふつう連結部分って邪魔だからクッションついてないよなーとか、国内線の座席に座ってベルトを締めようとしたらバックルが逆方向についてて、ベルトをねじって締めたりとかしながら、あーこれが細かいこと気にしない中国ってやつか、と思って、それだけが上海の思い出だ。

そして成都に到着と同時にスーツケースが紛失という…。

上海の浦東空港で乗り換えるために爆走してたとき、ふと脳裏をよぎったんである。本人がこんだけ全力疾走してやっと間に合ったのに、荷物が私より早く乗り換えられるってことはあるんだろうか?でもチェックインのときに、荷物は成都まで行きます、と言われてたし…。

ベルトコンベアから荷物が永遠に出てこないので、生まれて初めてバゲッジクレームのカウンターまで行った。

そしたら英語通じねーわ、やる気ねーわで、在住の友人に電話で助けてもらう。電話越しにキレる友人の声。ついでに私も「もっと強く言え!怒れ!」と怒られ、到着と同時に心が折れまくり、結局そのまま友人宅に行き、さっさと寝たのであった。どうなる中国滞在…。

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