3/9(土)③

前にKBSラジオで聞いて、おもしろそうだったので京都大学総合博物館へ。


この日は企画展「カメラが写した80年前の中国」をやっていました。


昔の写真見るの好きなので、常設展をすっとばし、ちゃっちゃと二階へ。

中はこんな感じ。フラッシュを使わなければ撮影はOKだそうですよ~↓


この企画展はもともと、戦前の中国で、日華共同で設立・運営されていた華北交通という鉄道会社が宣伝用にストックしておいた写真を展示したもの。なぜか京大内で大量に発見されたらしい。


私は鉄道写真より人間がみたくて、生活・文化・民族・教育・娯楽などのセクションをじっくり回りました。

↑和服と中国服の人が道ばたですれ違う風景なんか珍しいね。


民族のセクションには、回教徒やユダヤ教徒の末裔までいる。中国は広いよ。


こういう日常生活の写真が好きです。四合院で洗濯する日本人女性。


これは左が日本人(大日本国防婦人会)で、右が中国人(愛路婦女隊)。華北交通は、地元の女性達に日本語、料理、手芸などを教えるとともに、鉄道の監視役も担わせていたそうです。


この時代の北京、私の大好きな瀬戸内寂聴さんや佐野洋子さんもいらしたんですよねぇ。

時間がなくて、常設展までじっくり見れず、次の場所へ!

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●拙著でてます