台北郊外に住んでるので、北投温泉なんて近いしいつでも行けるからいいや、とか思ってたら行かないまま二年たちました。

てことは、いま行かなきっと死ぬまで行かんでしょう。

というわけで、えいやっと行ってきました。

というのも、私は神社巡りが趣味なんですが、北投には北投社という神社の遺構があるそうで。温泉のついでにいきたいかも!

新北投駅をでて、左手の泉源路を


原住民ぽい壁画をながめつつのぼっていくと


逸仙国民小学校の校門があります。

この校門前に、北投社唯一の遺構・狛犬が安置してある、らしいのですが、、、ないね。

一応、門番してた警備員さんに聞いてみたけど、「撤去されてますよ」だって。まじかー。

あきらめて温泉へ。

北投公園を歩いてたら、


キンモクセイの香りと、ツクツクボウシが鳴いていた。台湾の夏が終わる。


温泉博物館を横切り、


加賀屋の前を通り過ぎ、


千禧湯へ。親水公園露天温浴地、という名前のほうが有名かな。市が運営してる最安の公共温泉。


水着着用で設備は最低限って感じだけど、安いんだよ40元だし。サーフパンツがダメだから、ぴったりした水着を持って行った。ロッカーは20元だけど、石垣の上とかにカバンおいて、その近くで入浴してる人もたくさんいた。中は地元のおじさんとおばさんばっか。若い人は三人くらいしかおらん。

ですが、ここは日がよく当たるので、湯浴みと日光浴が同時にできてよいです。向かいのマンションから丸見えなんだけど、まあ細かいことは気にせず。

そのあと隣にある梅庭をちょっと見て


温泉博物館に閉館まで入り浸り(博物館系って長居しちゃうー。感想はまた今度)、


行きたかったケタガラン文化館はもう閉館していた。。。

ここを通り過ぎるとき、素敵な台湾人カップルをみた。というか、温泉博物館からずっと動線が同じだったんだけど。この写真の、右手のふたり。


ロリータの女の子と、シュッとしたおしゃれ男子。このふたりが、とっても微笑ましかったー。

ロリータファッションって、コスプレスポットでもなければ台湾であんまみないけど、隣の男子が、べつにそれをいやがりもせず、かといって必要以上に合わせもせず、ふつーにしてて、よかった。幸あれ!


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