週末はいつも台北市内へ。

台大医院駅で降りてニニ八和平公園側にでると、たくさん看板が。


あ、日本語


高一生、日本名は矢多一生。1908年生まれのツォウ族(台湾原住民)。日本語で教育を受けた当時のエリートで、終戦後、原住民の自治を主張して国民党軍に睨まれ、銃殺。まだまだ知らんこと、たくさんある。


部外者などはいない、のメッセージ。原住民の権利を訴えているらしい。先祖代々の土地、っていう考え方が、すごく日本っぽくもありますね。

そのままニニ八記念館へ。


ここは好きでたまに行くんだけど、私が行くときはなぜかいつも無料開放日だ。うれしいな。


記念館設立までの、長ーーーーい道のりを、15分ほどの映像に。ここ、前回きたときはメンテナンス中だったなぁ。台中日英の四カ国語の字幕が選べるよ!


そして地下には特別展。


ニニ八事件を、


主要な人物や


都市ごとにピックアップして解説。下は1947年事件当時の台北駅前のデモ。貴重!


日本語で書かれた遺書も。走り書きすぎてよく読めないけど、一刻もあらそう感じで書いたんだろうという緊張感はすごく伝わる。


会場に日本語のパネル展示はないけど、パンフレットには日本語解説ついてますのでぜひ!


ニニ八記念館にくるといつも、台湾人の歴史認識がひじょうに冷静かつ客観的で驚くんですよね。東アジアの国々で、歴史から学び、反省し、繰り返さないために考える能力がいちばん高いのは台湾なのでは?

みなさーん、ぜひニニ八記念館にも足を運んでみてくださいね。


公園の近くに、気になってたビーガン自助餐の店、祥意素食館がある。


これで54元。私は小食なので、自助餐がちょうどいいんです。これから台北駅付近では、この店ヘビロテしよっかな。


その近くに、安くて電源も完備のカフェ発見したのでメモ。

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