9月9日
朝、老師と品川で再会。当時私が二十歳くらい、まだ今よりもっと馬の骨だった頃、ロンドンのネットカフェで働いていたときに老師がお客として来店、ちょっとパソコンを手伝ったところ意気投合してその夜チャイナタウンで終バスまで語り合って以来、世界中津々浦々で会うという仲である。老師とはじめて会ったときの、私ってもしかしておかしくないんじゃないか?という発見は今も私を支えていると思う。
私は台湾のパイナップルケーキと新刊を差し上げ、老師からはお祝いのハンカチと、お寿司をごちそうしていただく。
そのあと新宿の(いつもの)島村楽器でスジャータ女史と待ち合わせ。
麺屋武蔵というラーメン屋に、期間限定ビーガンラーメンを出してるという噂を聞きつけ馳せ参じたものの、なんと一時間待ち。そんなに待ってられっか!二度とこねーわ、という私と、絶対に食べないと気がすまない!というスジャータ女史。いつもながら正反対だなーと思うけど、私は食べ物でも買いものでも恋愛でも、競争率が高いとやる気をなくすんである。なんでそんな競争にわざわざ参加しなあかんのか。私はブルー・オーシャンをひとりで泳いでゆくのがちょうどいいのだよ。
で、さすがに一時間待ちはあれなので、この日は新宿ぺぺの権米衛へ。権米衛は玄米おにぎりが手軽に安く食べられる優秀なファストフード店なんです。
私がゲイであるからこんなケツのようなラテアートをしてくださったんでしょうか。ありがとうございます。
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