『あの世の話』佐藤愛子さんと江原啓之さんの対談本。ちょうど先日、前世鑑定をうけたこともあり、守護霊のくだりなど興味深く読んだ。江原さんによると、霊能者によって言うことが違うのは、守護霊といえども全能ではなく、それぞれが経験の範囲内で語るからなのだ、とか。彼らがわからないこともあって、それを仲介する人間としてどういうふうに伝えるか、ということ。あと江原さんが幼少期からどういうふうに霊能力を受け入れて今にいたったか、の話もおもしろかった。テレビにでてた頃の江原さんの、微妙な胡散臭さがみじんもなくて、あーこのひと、テレビでずいぶん無理してたんだろうなぁ、と思ったりした。あの世の話 (文春文庫)Amazon