ビートたけしさんの対談本。ゲストがめっちゃ豪華!

私がおもしろかったのは、さくらももこさん、柳美里さん、そして意外なところで政治家の小沢一郎さん。

さくらももこさんは、「自分が死ぬ」というのもそうだけど、楽しいことも苦しいことも他人事みたいに分離してる感じ。ちょっとわかるなぁ。

柳美里さんは、この世界の暴力の正体を、外側からでなく、内側から静かにじっと見ている感じで、話がひじょうにおもしろい。

そして小沢一郎さんの、憲法改正論や老人福祉廃止論。私は憲法改正について、なんかどうも、賛成派にも反対派にも語られていないものが隠されているような気がしていて、それがまだ何なのかわからないんだけど、この対談を読んで、そのしっぽの先の、気配くらいは感じられたと思う。道は遠い。。。

しかしたけしさんのインタビュイーとしてのポテンシャル、すごいなぁ。