ケトルのTBSラジオ特集キターーー(・∀・)ーーー!!!!

もう12月の帰国は、ネットで注文しておいたこの雑誌を受け取りに帰ったと行っても過言ではないですね。

ケトルは以前から黒柳徹子特集とかEテレ特集とか、おもしろい雑誌だなーと思ってた。そしたら私が世界一好きなラジオ局!TBSの特集号が!!

もう台湾に帰ってニヤニヤしながら1ページずつ大事に大事に読んだ。

伊集院光さんのインタビュー、ラジオのラジオ性というか、「偶然に出会う知識や情報との出会い」を大切にされてる感じがとても伝わってくる。まじめに語りすぎて最後に照れ屋さんな部分が出るところも良かった。この短いインタビューの中で、あらゆる世代のあらゆる立場に該当する話を少しずつ万遍なく入れてくるの、やっぱりすごいなあ。

久米宏さんのインタビューも、とんがってて素敵だった~。「リスナーをドキドキさせたい」「昔はもっと面白かったはずだ」っていうの、私は久米さんがオリンピック委員会からの手紙を生放送で読み上げて批判した回を、どんだけドキドキしながら聴いたか。「僕は権威が好きじゃないから」だって。超カッコイイ!!
そして「ラジオというのは、何を話すかより、生き方をどう提示するかのほうが大事」。
私もときどき小さなラジオに出させていただく身、折に触れて読み返したい名インタビューです。

宇多丸さんとしまおまほさんの対談も良かった。宇多丸さん、あのどうかしてる熱量でもう10年もやってるのか、すごいなー。しまおさんは10年も出てる方なのに、話の切り口が完全にリスナー側(笑)。
対談中の言葉を借りれば、「意味はわからないけど面白いこと」を、宇多丸さんの人智を超越した語感センスで名付け、特集し、この世に顕在させる神業を、これからも楽しみにしている。

荻上チキさんのSession22は、一面的にしか取り上げられない世の中のニュースの、「こっちからはこう見えるし、あっちからはああ見えるよ」と違う面を教えてくれるので、自分の中の偏りが正されるようで、私にとってはとても大切な番組。
長谷川プロデューサーとの対談で、モードの切り替えで多様性に対応するとか、荻上さん自身が楽しみながらアイデアを出している感じが伝わってくる。
欲を言えば、深夜0時からのミッドナイト・セッション、復活してほしいなぁ。あの時間帯の荻上さん、楽しそうで好きなんだよなぁ。

さて、書いてるとキリがないのでこの辺にしておくが、きっとまた、何度も読み返す雑誌になると思う。

ケトルさん、これまとめるのほんとに大変だっただろうけど、TBSラジオを特集してくださってほんとーうにありがとう!