清水ミチコさんってふしぎな方だな~と思う。
芸と本人のあいだにものすごーく距離感があるっていうんでしょうか。
たまにテレビを見ていて、お笑い芸人さんがスベってるのを見ると、いたたまれなくなったり、見てるほうがはずかしくなったり、することがあるんだけど、あれは芸と本人との関係がベタベタしてるからじゃないかとにらんでいる。
でも清水さんってそういうことがいっぺんもないんです。
それは文章にもそこここに。たとえば、、、
「そう、実はこういう話し合いこそが、もうすでに旅の始まり、なんですね。永六輔です。」
「山口もえちゃんが赤ちゃんを連れて家に来ました。『あんまりー、夜泣きとかー、しない子なんですよおー』(←ゆっくり読む)」
絶妙にしれっとしてて面白い!
芸と本人の、長続きする理想的な関係みたいなものを、勉強させてもらった気分です。