敦賀に宿泊した翌日は、JR小浜線に乗ってさらに西へ。

東小浜で降りて、若狭彦神社まで歩きます。

駅から10分ほど歩くと若狭姫神社がありました。私はこれが若狭彦神社だと勘違いしていましたが、社務所で聞いたら、実は若狭一の宮は上社と下社の二つからなり、ここからさらに20分くらい歩いたところに若狭彦神社があるとのこと。

そんなこと知らんかったので、一時間の予定を二時間に急遽変更してとにかく歩く。

こんなに歩く予定ではなかったので、駅前のレンタサイクルも借りず、レストランも調べとかんかった。昼ご飯、食べるところがない、、、

途中の箸屋さんに立ち寄ってみたら、焼き鯖寿司が売っていてたいへん助かりました。


で、やっとたどり着いた若狭彦神社。


ここはちょっと、表現する言葉が見つからない。今までお参りした神社のどれとも違うかった。オオサンショウウオとか、見たことない蜘蛛とか蛇とかがいて、この世ならぬどこかで遊んできた、という感じ。

でも人がいないからでしょうか、全体的に跡地のような寂しさが。

いろんな場所にうるさいくらい説明や注意書きがあるのに、ご本殿の前に四角い大きな祭儀場みたいなところがあって、そこだけ何の説明書きもない。

帰りに若狭姫神社の社務所で聞いたら、昔拝殿があったのが、風で倒れて以来そのままになってるそうです。「直す力もないですし、、」と仰っていて、ますます寂しくなった。

それで他の神社と違うのは、営みを引き継いでいく人間の存在が希薄な感じがするからかな、と思った。なんとなく、神様って、神様だけではいつづけられんのじゃないだろうか。人間が幅きかせてる神社もあまり好きではないが、人間がいなさすぎてもどうだろう。

だっておみくじが50円なんて安すぎんか、、、200円ぐらい納めればよかった。