夏なのでね、怪談絵本でも。

京極夏彦さんは読んだことなくて、ミステリー作家で直木賞の人、というほどの印象だったのが、巻末のプロフィール見たら、「世界妖怪協会評議員」ほか、半分以上が妖怪関連のこと。。。

おばあちゃんの古民家で暮らすことになった少年、という設定と、このタイトルでだいたい想像つくわけですが、なのにしっかり怖いんですよね。絵も秀逸!

私は昔から思ってたんですが、「おばけがこわい」っていうのは、想像力があるってことじゃないかと思う。

まだ見てもいないのに、夜トイレに行けなくなるぐらい何かを想像できるって、実はすごいことじゃないか?

いろんなことがあるかもしれないって、なんかいいじゃん。

おばけの余地もない世の中なんてさ、味気ないですよね。