日本では、ちょっと宇宙人のことを知りたいと思ったとき、すぐ近くに図書館があった。いや台湾でもあるんですけど、これが全部中国語なのですよ、当たり前だけど。わざわざ宇宙人のことを日本語で読むというもの好きはいないのです。私の知りたいと思う欲求に、そこまで細やかに応えてはくれない、いや私が中国語を学ぶべきなんだけど、いや学びますけど、知りたいと思う気持ちは待ってくれないんです。困ったな。
だがしかし、代わりと言ってはなんだが、うちの近所の大学図書館は、日本語学科もあるというだけあって、日本文学が原書で勢ぞろい!あげぽよ。そしてパスポートを持ってれば学生以外でも入れるのです!ただ、閲覧のみで、貸し出しはできません。
そうなると必然的に、その日のうちに読み切れる短篇を読むことが多くなります。これは「図書館に行けばいつでも読めるし~」と思って今まで手を付けずに来た古典文学の短篇を、読み散らかすチャンスではないか!?
ということで、台湾にいて中国語がわかるようになる間は、宇宙人のことは置いといて、日本の短篇を読み散らかす時間にしようと思う。うん、本さえあれば。