台南には、国立台湾文学館というのがあって、仕事の合間に行ってきました。
特別展示「臺日交流文學展」という企画をやっていたからです。台湾と日本の交流を、文学と文化のなかに振り返る展示の数々。
日本統治時代の台北のようすとか、日本語世代の台湾人が日本語で書いた小説とか展示してあって興味深かった~。
文化や言語の断絶を経て、よくぞここまで、、、と目頭が熱くなる。で、最後、ドキュメンタリー映画『湾生回家』の予告編が流れていてマジ滂沱の涙。
湾生っていうのは、日本統治時代に台湾で生まれた日本人のこと。敗戦後、ほとんど無一文で見たこともない故郷日本へ強制送還され、今も台湾に帰りたい、と願っている日本人がいるんですね。そんな湾生たちの回家(家に帰る)を追ったドキュメンタリー。
絶対観る!東京だと11月12日から岩波ホールで上映するそうですよ。

●湾生回家HP


ちなみに臺日交流文學展は11月27日までだそうです。興味のある方はぜひ!↓
●台湾国立文学館の日本語HP