といっても、浅草のあるところじゃありません。台湾の東海岸です。先日、台湾にきて初仕事をゲットし、その取材で行ってきました!
東海岸は原住民が多く住んでいることで有名です。平井堅みたいな顔の人がたくさんいました。
台東は今年、何度も超巨大台風に襲われ、観光スポットのいくつかは壊滅的な被害を受けたのですが、実際行ってみたら、あー台東はきっと大丈夫だろうと思いました。
何がよかったって、温泉とか自然ももちろんよかったんですが、人々が、大災害のあとでも、倦まずたゆまず、ひたむきにシンプルに、ただいのちを生きている、という感じで、本っっっ気で感動。台東の隠れた名産は、人です。
その地でずっと続いてきた文化の底力ってありますよね。この人たちはきっと、私たち観光客が余計な手を貸さなくても、きっと時間をかけて立ち直っていくし、過去何千年もそうしてきたと思うと、以前台湾映画『太陽の子』の感想でも書いたけど、私たちができることなんて、彼ら自身の立ち直る力を奪わないように、謙虚な気持ちでお邪魔させてもらうことしかないなあ、と改めて実感。
都会の台北のような刺激や真新しさは皆無ですけど、台東のいいところは、そういうシンプルで原始的な、ただそれだけのすばらしさ、です。
正直、最初はいっぺん来たらまあいいか、と思ってたのが、帰るころには名残惜しくて仕方なかった~。
不思議な町、台東。機会がありましたらぜひ、訪れてみてくださいませ。