●2015年9月某日
引き続き現実逃避している。
逃避行話を友人のスジャータ女史にしたら、「どこのカフェで?」と聞かれたので、「〇〇駅のフレッシュネスバーガー」と言ったら、そこは彼女が初めて働いた会社の近くで、スジャータさんも現実逃避によく訪れていたという。カフェは人を救ってるねぇ。
私なんかと一緒にしてはいけないが、あれから山田詠美さんの話をよく思い出す。
山田さんは処女作『ベッド・タイム・アイズ』を書くとき、宇野千代さんの文章教室を参考にしたんだって。
「筆が進んでどんどん書けるときは、書くのをやめなさい。筆が上滑りしているってことだから」
という内容だったと思う。また、佐野洋子さんとの対談でも、「書けちゃって書けちゃってしょうがないみたいな人って、読めちゃって読めちゃってしょうがない」とか言ってた。
要するに、どう書いたらいいのかわからーん!