プチ欝につき、びっくりするほどな~んにも、微塵もやる気がおきないので、2日間一歩も外に出ませんでした。こんな気分のときには、あんまり税金を払っていない私のような穀潰しが外に出たら通行人に卵を投げられるんじゃないかと被害妄想がふくらむばかりなので、家にいるほうが精神衛生上いいのです。
かといって本を読もうにも、ページをめくるほどの気力もない。
そこで寝ながら映画を観ることにしました。映画は自分で映像を描かなくていいし、勝手にコマが進んでくれるし、究極の受動型エンターテインメントです。
2日間で観たのは、小津安二郎の『麦秋』『晩春』『お早よう』、それからチャップリンの『モダン・タイムズ』。あー、やっぱり小津とチャップリンの映画はいいね!もうこの年になると暴力とセックスにはついていけませんものね!