ガンディーの、非暴力についての文章を集めた本。この人の物の見方や捉え方が爽快で、非暴力じゃなくても生きていく上でとても参考になる。ガンディーが、「わたしが~」というとき、まるで「人類が~」って言ってるみたいなんですよね。無私。これくらい大局的で、しかも長~い目で物事を見ることができれば、現代人も目先のいろんなことから開放されてラクになると思う。

ガンディーは非暴力に到達した人というより、非暴力という大きな希望にむかって歩き続けることをやめなかった人、というのが正しい感じがする。読み終わったら、つけた付箋の枚数が史上最高レベル。みすず書房さんはほんとにいい本をつくるなあ。もう買っちゃおうか、と思ったけど値段が10日分の食費と同じなのでムリだった。

非暴力以外についての著作も読んでみよ。




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●隠居生活の本出てます