只今うちのハナさん。
5歳半の年長です。
来年度から
小学生となる為か、
個別療育では
そこを意識しての
活動をしてます。
ひらがなを読む事や、
図形を描く事などを
やっています。
もちろん、
今のハナには難しく
いくら先生が説明しても
理解ができず、
そのうち自信が無くなり
声もだんだん小さくなり
笑顔が消えていきます。
ハナにとったら
つまらない時間かもしれません。
それでも先生は、
ハナの目を見て根気よく
何度も何度も教えます。
ハナの後ろで見学してる私は
ハナの背中に向かって
頑張れ!君なら出来る!
と、心の中で応援。
ですが、
あまりにも一生懸命に
教える先生の熱量と目力に
圧力を感じ、
ハナが萎縮してしまわないか
少し心配でもありました。
相談員さんには
もう少し、
難易度を下げて、
ゆっくりにしてもらう事も
出来るんだよ
と提案してくれましたが
なかなか出来ないけど
それでもハナは
逃げ出す事なく
最後までやってるので
本人も頑張ってるんだなと思い、
ハナの方から、
もう行きたくない!と
言われるまでは
しばらくこのままで様子見に
していました。
もちろん、
本人のヤル気が途切れないように
あれやこれやと
工夫してくれたり
声かけをしてくれる
先生のお陰でもあります。
そんな個別療育なんですが、
先日は、食べ物の絵を
野菜と果物に分けるという事を
やりました。
ハナは
食べ物の名前や、
それが食べ物だと言う事は
理解できています。
ですが、野菜という言葉や
果物という言葉の意味が
わかりません。
なので、
先生にトマト🍅は野菜?果物?
と、聞かれても
「????」ぽかんです。
トマトはトマト🍅だよ!
なんて思ってるんです。
これ、どうやって
理解させるのかなぁ??
難しいなぁ〜
て、私は見てました。
すると、先生は
沢山ある食べ物のマグネットを
ハナに渡して、
野菜のグループはこっち、
果物のグループはこっちに
マグネットを貼ってね!
と。
ハナは、並べて貼るのが
大好きなので、
テンションあげあげで
マグネットを貼りました。
もちろん、野菜も果物も
関係なく、自分の好きな様に
貼っていきました。
ハナが間違う度に
それは野菜!とか、
それは果物!!と、先生が
言って貼り直させていました。
ハナは好きな様に
マグネットを貼ると間違ってて
訂正されるから
だんだん弱気になって
そーーっとマグネットを
おそるおそる貼る様に。笑
しかし、
何回も何回もやってるうちに
何となくハナが自分で気付き、
カボチャは…こっち!
と、野菜グループの方へ。
イチゴは…野菜!といいつつも
果物グループへ。
野菜、果物の名称は
まだ覚えられないけれど、
それぞれ何が同じグループか
感覚的にわかりはじめました。
そうなると、
強気のハナ。
さっきまでのヨボヨボハナの姿は
どこにもありません。
声はでかく、
嬉しそうにマグネットを
貼っていきます。
最後は、ほぼ正解
先生に褒められて嬉しそう。
自信って凄いね!
人格も変わっちゃうね🤣
ある人に、
「障害があっても
教えれば覚えるんだから
子供は凄いんだよ」
て、言われた言葉を思い出しました。
きれいごとの様にも聞こえますが
私にとっては
シンプルで前向きな言葉でした。
私ももっと、
ハナを信じて忍耐強く
色々おしえてあげないとな
と、思ったのでした。