ハナさんは
只今3才1ヶ月です。











生後半年を過ぎたくらいから
発熱、入浴、こもり熱で
痙攣重積を繰り返すようになり
ドラべ症候群だと
診断されました。






この病気は
発達がだんだんゆっくりになる。


正常発達の子との差が
なるべく開かない為にも
今は発達の遅れが無くても
今すぐにでも
療育へ行く事を考えてね。


必要ならば意見書(診断書)も
書くからね。





と、
前の主治医にも
今の主治医にも
言われました。








当時の私は
療育って??何それ???
て感じでしたし、
ハナさんの発達の遅れも
特に無かったので
療育に通う事を
まだいいっか。
と、呑気に過ごしていました。




しかし主治医に会うたびに
療育は??早めにね。
と、毎回も言われて、
なんとなく、
これは今すぐ行動しなきゃ
と思い、



ハナさんが1才3ヶ月頃に
今通っている療育に
週2日、母子通園する事に
なりました。







通い始めの頃は
園の中でも1番年下でした。

発達の遅れや自閉傾向は無く
周りのママさんから
「ハナちゃん指差して凄い」と
よく褒められました。


「なんで療育にきてるの?」と
思われていたかもしれません。笑





そして、褒めちぎってくれる
先生方に気を良くして
ハナさんはただただ
楽しく遊んでいました。






今では、同い年の子や
ハナさんより小さい子も
たくさんいます。
周りの子が
言葉が増えてお話をたくさんしてる中、
ハナさんはなかなか言葉が出ません。



言葉が全く出ないわけではないのですが
周りの子と比べると
ハナさんの成長がゆっくりだと
思うことが増えました。




そして、運動面でも。
他の子はスイスイと
階段を登るのですが、
ハナさんはゆっくりグラっと
しながらも登っていきます。

お友達と手を繋ぐ事が好きで
よく手を繋いで移動するのですが、
お友達の急な方向転換や
急発進について行けず
ふらついてコケます。





些細な事かもしれませんが
比べちゃうと
ゆっくりなんだなぁ〜と
思ってしまいますが、
ハナさんだけを見ると
それはそれは
日々成長を遂げていて
いつもその成長に
驚かされています。





それに、ハナさんは
不器用ながらも
一生懸命にやるのです。




前向きだなぁ〜
















ハナさんの通っている療育では、
名前を呼ぶ場面がとても多いです。




登園した時、朝の会、
毎日の活動の前に、
終わりの歌の時、帰る時。

それ以外にも、何か出来ると
凄い!ハナちゃん!!まるーー!!

と、名前を言いながら
褒めちぎってくれます。




私は、名前を呼んでくれる事が
ハナの存在を受け入れてくれてる気がして
とても嬉しかったです。

ハナさんも自分がハナだという事を
理解できるようになり、
「はーい」とお返事を
するようにもなりました。







療育で覚えた歌は
今では寝る前に布団の中で
歌う日課になりました。

園長先生のギターに合わせて
踊り狂ってるハナさん。





歌も踊りも大好きチュー









約2年間、
入院や体調不良で
なかなか通えない時も
多かったですが、
本当に得たものは大きかったです。







今日は最後の療育。





最後の活動はボールプール遊び
でした。

ハナさんは単独行動でしたが、
とてもとても楽しそうでした。





そんな姿を見守っていると
園長先生に声をかけられました。

「はなちゃん、一時期は
イヤイヤが凄かったけど
今日はとても楽しそうですね」





そうでした、そうでした。
ハナさん、イヤイヤ期なのか
魔の2歳児とか言われていた時が
ありました。


そんなイヤイヤも、いつの間にか
無くなって今では素直に
活動に参加しています。



ハナさんの中で
ひとつ成長の壁を
乗り越えたんだね。










ハナさんの成長を
一緒に見守ってくれていた
園長先生や先生たちには
本当に感謝の気持ちで
いっぱいです。

つらかった時や不安な時に
私の気持ちにも寄り添って頂き、
たくさん元気をもらいました。

本当にありがとうございました。









そしてハナさん、約2年間
よく頑張りました。

















4月から始まる新しい生活も
頑張っていこうね!