麗しの和食で舌も唸るワ♪“高瀬亘”の世界を堪能ナイト!は代々木『高瀬』にて。
代々木駅からすぐの立地にこんな落ち着いた空間があったなんて・・・
と驚きつつ入店した「高瀬」
実は食べログのマイレビュアー、食べログオフ会でもよく一緒になり(笑)
個人的にも仲良しなaki-shima さんのレビューを拝見して以来、ずっと憧れのお店でした。
和の空間のエントランスを抜け・・・
店主の高瀬亘氏が笑顔でお出迎えしてくださいました。
カウンター席もあるので、さくっと飲みにも良さそう。
今回は女子同士の密会(笑)ということで扉が閉まるお部屋へ。
(ま・・・密会と言ってもお話の内容はどのタレントがイケメンだとか
どこどこのお店が美味しかったとか・・・
そんなところですけれどね・笑)
女子会だから・・・
ピンクのシャンパーニュ
さて・・・お料理はというと
コースのみ、というから最初はドキドキ・・・
でも私のような主婦にもとてもわかりやすくまたオーダーしやすい
コースが設定されているんですよね。
欅【8品】 7,350円
檜【9品】 9,450円
松【9品】12,600円(素材の質を高めた高瀬こだわりのお任せコース)
*税別
とてもわかりやすい!
店主自ら市場に出向きその日の厳選した素材を堪能できるコース内容だそう。
まずは前菜。
器の美しさにもウットリ。
生のカラスミやコリッと漬けたウリ、ぷりぷりの牡蠣等
手抜きのない素材を生かした美味しさです。
火入れをしてキリッと冷やしてあるからぷりぷり感が尋常じゃない。
そしてさくっとお口に入れると驚きの柔らかさ。
次は揚げた稚鮎。
まるごとの稚鮎を開いて、カリッカリに揚げてあります。
仕込がタイヘンそう・・・
骨までぱりぱり、ほんのり塩味がまたいいわ。
お酒進んでしまう~。
贅沢の極み!!
夏の味覚として欠かせない鱧ですが、今年は一度しかいただけなかった私。
そんな鱧も夏の終わりから秋にかけては「名残鱧」と呼んで、一年で一番脂がのった鱧になるそう。
まさに鱧の季節の終わりを惜しむという感じでしょうか。
酢橘をたっぷりと
具もたっぷりと入っていてこれだけでもうかなりお腹一杯に。
でも・・・まだまだ続きます。
これがまた贅沢!!
なんと!鱧のお刺身と湯引きのコラボ。
鱧のお刺身って・・・ワタクシお初でございます。
仕込みで骨抜きするお姿が目に浮かび…
涙ながらにありがたく頂戴いたしました。
湯引きは拘りの酢味噌と共に・・・
鱧は関西のスーパーではよく見かけますが関東ではあまり見かけませんよね。
とにかく骨切りがタイヘン。
高瀬さんにお聞きしたら仕込で骨切り100本!!ひぃ~~~御苦労さまです。
ひと口頂いてみると・・・
もうね、鱧の中に旨みが凝縮されすぎてる!
骨抜き後は茹でて冷やすだけと単純な料理と言えばそうかもしれませんが
これは味の差がはっきりと出ますね。
この酢味噌に合う勝沼の白をおすすめしていただきました。
さっぱりとした口当たりでややフルーティーな香りが確かに合いますね。
このあたりでもう相当お腹一杯なんですけど・・・女子トークをすると
空気を吸い過ぎるようでして・・・
喋りまくった後にまた口に入っちゃうんですよね。
やはり手の込んだ美味しいお料理は別格というところかしら(笑)
お次は鮮やかな秋刀魚です。
秋刀魚こそ、新鮮でないとお刺身でいただけませんが
今年はその秋刀魚もお高い!!
ここでまさかのお刺身で頂けるなんて幸せ・・・
たっぷりの生姜と玉ねぎと一緒に。
そして焼き物です。
京都・由良川の天然鮎の炭火焼。
んまぁ~~♪串打ちをしてまるで泳いでいるかのように上手に焼かれた鮎が蓼と共に。
養殖のでっぷり太った鮎と比べ
小ぶりな感じがまた上品でいいですね。
小さいのでジックリとは中々焼けないので
備長炭の近火でさっくりと焼いてあるんですって。
鮎本来の香りが残ってとても美味しい。鮎は塩焼きに付きます!
1年魚の鮎だからこそ、この時期ならではの贅沢ですよね。
鮎と言えば蓼。
手間のかかる蓼酢と共に、美味しい鮎を愉しみました。
これも圧巻のからすみ餅。
わお~~!!!!
和久○のからすみ餅のもっと美味しい版!!
からすみも仕込がタイヘンですよね・・・そんな貴重なからすみが
たっぷり厚切り。
贅沢に焼いたお持ちの中に入っています。
こちらもまた涼しげな一品
夏のお野菜を炊いて冷やしたお口直しのシャーベットのような存在かな。
素材の味が出ていてこれも最高。
もうね・・・・助けて~~っていうぐらいお腹一杯なんだけど
最後に中居さんが持ってきた・・・・コレ!!
うわ~~香りがすでにふわっと・・・
加藤ポークの炊き込みご飯でした!
加藤ポークは群馬県の畜産農家が作っている
一般の豚よりもオレイン酸をたっぷり含んだ
上質で上品な美味しさを持つ豚肉なんですって。
なるほど、炊き込みご飯にしても肉の尖った強みを含んだ味にならず
さっぱりとしたそれでいてコクも残した上品な炊き込みご飯に仕上がっていますね。
出汁の香りも素晴らしい。
ぷりっぷりのいくらおろしと糠漬け。
う~~ん、贅沢!!
加藤ポークの炊き込みご飯にとても合いますね。
「残ったご飯はお包みもできますがいかがいたしましょうか・・・」
「いや~~私たち小食なので!!」と急に小食になるワタクシ達。
娘のお弁当になったとさ。
わ!今日Nちゃんのお弁当贅沢!!
加藤ポークの炊き込みご飯なのよ、なんて会話がなされたかどうかは・・・定かではございません。
目にも美しく鮮やか
そして舌でも拘りのお料理を堪能させていただきました。
次回はお得なランチにも伺いたいと思っています!!
高瀬
(和食(その他)
/ 代々木駅
、南新宿駅
、北参道駅
)
夜総合点★★★★☆ 4.3