施設退園後の子ども達① | OHANAブログ

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「OHANA」の活動について発信するブログです。

「大人になったら

自分と同じような子ども達を助けたい」

14歳のころ

施設で暮らしていた私は心に誓いました。

 

 

16歳で子どもを授かり19才で離婚。

 

3才の子どもと公園で

寝て暮らし

生きることに精一杯の日々でした。

 

施設での誓いは、長い年月

ずっと胸の中にあり忘れたことは

1度もありませんでした。

 

そして

 

 

2013年に

児童自立支援施設の訪問を始めました。

 

1番最初に訪問したのは

私が14歳の頃に入所していた施設です。

 

自己肯定感や自尊感情が低くて

自分には価値がないと

思いこんで自分を責めている子ども達

 

未来に希望なんてないと

思いこんで絶望している子ども達

 

 

そんな子ども達に

「生まれてきてくれてありがとう」

と伝えたくて

 

 

「生きてきてくれてありがとう」

と抱きしめたくて

 

お誕生月の子ども達の

名前入りのプレートのついた

お誕生日ケーキをもって

 

 

男子寮の子ども達と

女子寮の子ども達の

 

 

 

毎月、毎月こども達の命を祝いに

バースデーケーキを届けに行きました。

 

 

 

 

子ども達に伝えて

抱きしめています。

 

 

 

子ども達が自分を愛することができるように

自分の命を感じる事ができるように

様々な愛のワークも一緒にしてきました。

 

 

子ども達と積み重ねてきた大切な時間

 

 

施設の卒業式に参加して

子ども達が成長している姿を見ていたら

涙があふれました。

 

小学生だった子どもが中学生になり

卒業して

新潟の高校に通うという子どもとの

出会いに縁を感じ

 

同じ新潟にいるのだから

何かあったら

すぐに連絡できるようにと

ずっと、この時を待ってきました。

 

ところが子どもは

卒業式後すぐに児童相談所の職員さんと

バスで移動していて

その場で見送ることも

繋がる事もできなかったのです。

 

私は2度と会えなくなるなんて

後悔しないように

 

何時に新潟駅に到着するのか

情報を聞いて

すぐに富山から新潟駅まで車を走らせて

バスを追いかけて

何とか職員の方に「私の連絡先です」と

名刺を渡すことができました。

 

毎月、毎月どれだけ通って

毎年、毎年こども達との絆を結んでも

次の月には

突然いなくなっている

 

それが

 

切なくて

 

悲しくて

 

どれだけ年月を重ねても

 

どこに子ども達が行ったのか分からず

いきなり繋がりが断たれるという

 

その現象に遭遇することに

 

慣れることは

 

ありませんでした。

 

 

何とかして退園後の子ども達と繋がりたいと

願い祈り続けるなかで

SNSを駆使して私を見つけて

連絡をくれる子が現れました。

 

『未来さん?

Kだけど覚えとる?

 

死にたい

 

生きとることに疲れた』

 

その電話がはいるたび

子どもに飛んで会いに行って

夜ごはんを

一緒に食べながら話を聴きました。

 

17歳の少女kちゃんからのSOS①

 

17歳の少女KちゃんからのSOS②

 

17歳の少女KちゃんからのSOS③

 

その子どもから、また他の子へと繋がって

施設退園後の子ども達の支援を

奇跡的に

継続することができるようになりました。

 

子ども達と初めてホテルで

おとまりする企画をしたときに

 

子どもの携帯に

偶然インスタであがってきたのが

 

未優に子どもが産まれた

というホヤホヤの情報でした。

 

未優の情報は全く

わからなくて

退園後ずっと会えなかったので

 

私が富山にいるときに出産という

ベストタイミングで

繋がることができたので

すぐに病院に駆けつけました。

 

 

 

未優とは未優が中学生の時に出会いました。

退園後やっと再会できた

未優は優しいママの顔になっていました。

 

 

 

結婚、出産して

働きながら

子育てを頑張っている未優に

尊敬しかありません。

 

 

 

未優の誕生日に

富山県に会いに行って

20歳の誕生日を一緒にお祝いしました。

 

自分から負と闇を

断ち切り

 

絶対に自分が味わった体験は

繰り返さないことを

決めた

 

と覚悟をおしえてくれたときの

 

未優の顔を忘れたこと

ありません。

 

 

 

その後、コロナ禍で

会いに行くことが難しくなってからも

子ども達とは宅急便や手紙、電話で繋がり

想いを育み続けてきました。

 

 

施設退園後の子ども達②へ続きます

 

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