佐藤天九段が永瀬九段に逆転勝ち・6月14日の将棋対局結果(2024.6.15) | 東京の四季(庭園&公園)のブログ

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◆6月14日の将棋対局結果

 

(1)第37期る優応戦6組昇級者決定戦

・Aブロック2回戦

①●中田功八段(先)vs〇柵木幹太四段

 ※勝った柵木四段は3回戦で牧野光則六段vs冨田誠也五段戦の勝者と対戦します。

 

 

 

・Bブロック1回戦

②●高野秀行六段vs〇山本博志五段(先)

 ※勝った山本博五段は2回戦で木下浩一七段と対戦します。

 

③●豊川孝弘七段vs〇長岡裕也六段(先)

 ※勝った長岡六段は2回戦で増田裕司六段と対戦します。

 

(2)第83期順位戦A級1回戦第1局

④永瀬拓矢九段(2位)vs佐藤天彦九段

 ※今期のA級は特別に好調と言うか圧倒的な強さを感じさせる棋士が不在で本命となる棋士が気当たらず混線模様。新規参入の千田翔太八段も増田康宏八段もピリッとせず大暴れは期待出来そうもありません。無冠になった渡辺明九段は2023年度負け越しと絶不調の体でしたが王位戦挑戦者決定リーグ戦では対戦相手に恵まれた感のあった白組で優勝、躍進中の若手が混じった紅組優勝の斎藤慎太郎八段を破って挑戦権獲得と復調の気配を見せて来たので七番勝負で藤井聡太王位から2勝以上挙げられるようだと今年1年期待が持てそうです。率直な希望としては藤井聡太八冠からタイトルを捥ぎ取って強さ、存在感を満天下に知らしめて欲しいのですが・・・。

 ※佐藤天九段は四間飛車を採用。直ぐに角交換となって力比べの将棋になり永瀬九段がジワジワ優勢を築いたものの攻めあぐねて形勢逆転。粘り強い底力を発揮して対永瀬戦の連敗を4で止めて白星発進。永瀬九段は将棋に迷いが出ているようです。

 

(3)第55期新人王戦3回戦

⑤〇藤本渚五段(先)vs●井田明宏四段

 ※昨年度の第54期では決勝で兄弟子の上野裕寿四段に敗れて準優勝だった藤本渚五段が初優勝を目指します。七段に昇段したりタイトルを獲ると出場資格を失うのでチャンスは多くありません。

 ※勝った藤本五段は4回戦で川村悠人三段vs小山直希四段戦の勝者と対戦します。

 

◆将棋連盟 棋士別成績一覧(レーティング)