◆3月8日の将棋対局結果
(1)第37期竜王戦6組ランキング戦3回戦
①□勝又清和七段vs■小山直希四段
※小山直希四段何が有ったか不戦敗。勝又七段は4回戦で谷合廣紀四段と対戦します。
(2)第50期棋王戦予選
・2組2回戦
②●岡崎洋七段vs〇村中秀史七段(先)
※勝った村中七段は3回戦で森内俊之九段vs松尾歩八段戦の勝者と対戦します。
・4組2回戦
③〇島朗九段vs●藤森哲也五段(先)
※勝った島九段は3回戦で真田圭一八段vs渡辺和史六段戦の勝者と対戦します。
・7組2回戦
④●中田功八段vs〇竹内雄悟五段(先)
※勝った竹内五段は3回戦で黒田堯之五段vs今泉健司五段戦の勝者と対戦します。
(3)第74期王将戦一次予選
・5組2回戦
⑤●泉正樹八段(先)vs〇梶浦宏孝七段
※勝った梶浦七段は3回戦で上村亘五段と対戦します。
・6組2回戦
⑥●佐藤紳哉七(先)vs〇遠山雄亮六段
※勝った遠山六段は3回戦で千葉幸生七段vs高野智史六段戦の勝者と対戦します。
(4)第65期王位戦挑戦者決定リーグ戦白組2回戦
⑦●藤本渚四段vs〇佐々木大地七段
※藤本渚四段の歴代最高勝率の更新可否の最後の関門かもしれない大一番は初手合わせ。藤本四段が勝てば記録更新は9割方達成されると見て良いと思います。敗けても2勝追加して年度内8敗を保てば更新になります。
※注目の一戦は61手で千日手となり先手後手入れ代わって指し直しとなった結果、経験で勝る佐々木大地七段が押し気味に進め、粘る藤本渚四段の反撃を封じ込めて圧勝。藤本渚四段は今年度46勝9敗となり勝率を.836に落としました。これで期待された歴代最高勝率(.8545)の歴史的更新は達成不可能になったと言えそうです。達成するためには54勝必要で今年度中に8連勝する対局はありません。昨日放送された銀河戦で岡部怜央四段に喫した1敗が致命傷となった形。
◆現在、藤井聡太竜王(八冠)は44勝7敗、勝率.863ですが年度内に残ったNHK杯準決勝、決勝と連勝して優勝し、更に棋王戦第4局に勝ってストレートで棋王を防衛することが必要ですが1つでも敗けると最大(NHK杯優勝で2勝・棋王戦1勝1敗)で47勝8敗となり勝率.8545で歴代タイとなるのが精一杯です。もし、3連勝で今年度をフィニッシュすると47勝7敗、勝率.8703と大きく更新することになります。
(5)第55期新人王戦2回戦
⑧〇岡部怜央四段vs●内山あや女流初段
※勝った岡部四段は3回戦で上野裕寿四段vs山川泰熈三段戦の勝者と対戦します。
◆将棋連盟 棋士別成績一覧(レーティング)