C級1組11回戦他・3月5日の将棋対局は19局(2024.3.5) | 東京の四季(庭園&公園)のブログ

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◆3月5日の将棋対局は19局

 

(1)第82期順位戦C級1組9回戦

 ※8勝0敗で単独首位であった服部慎一郎六段が苦戦しながらも飯塚祐紀八段を破って9戦全勝。最終戦を待たずに2期連続昇級を決めました。2番手に付けている古賀悠聖五段も勝って8勝1敗、2番手をキープしましたが最終戦に勝たないと無念の涙を飲むことになりそうです。6勝2敗で3番手グループを形成していた6名の内、三枚堂達也七段と西田拓也五段が敗れて6勝3敗となって昇級争いから脱落。残り2席は8勝1敗の古賀五段と7勝2敗の伊藤匠七段、出口若武六段、都成竜馬七段、斉藤明日斗五段の5名の争いとなりました。

①宮田敦史七段(5位・5勝4敗)vs伊藤匠七段(1位・7勝2敗)

②西尾明七段(7位・5勝4敗)vs黒田堯之五段(2位・5勝4敗)

③出口若武六段(3位・7勝2敗)vs服部慎一郎六段(25位・9勝0敗⇒昇級)

④飯塚祐紀八段(16位・4勝5敗)vs都成竜馬七段(4位・7勝2敗)

⑤三枚堂達也七段(9位・6勝3敗)vs野月浩貴八段(6位・3勝6敗)

⑥阿部健次郎七段(8位・2勝7敗)vs北島忠雄七段(21位・1勝8敗)

⑦高橋道雄九段(28位・2勝7敗★)vs片上大輔七段(10位・4勝5敗)

⑧斎藤明日斗五段(24位・7勝2敗)vs佐藤和俊七段(12位・4勝5敗)

⑨古森悠太五段(13位・5勝4敗)vs門倉啓太五段(11位・5勝4敗)

➉先崎学九段(14位・6勝3敗★⇒消)vs千葉幸生七段(30位・4勝5敗★)

⑪畠山成幸八段(29位・3勝6敗★)vs金井恒太六段(15位・4勝5敗★)

⑫窪田義行七段(17位・2勝7敗)vs古賀悠聖五段(26位・8勝1敗)

⑬船江恒平六段(18位・3勝6敗)vs村田顕弘六段(27位・5勝4敗★)

⑭宮本広志五段(19位・4勝5敗)vs真田圭一八段(20位・3勝6敗)

⑮阪口悟六段(23位・2勝7敗)vs西田拓也五段(22位・6勝3敗)

【昇級争い】

※古賀悠聖五段と伊藤匠七段は勝てば昇級。古賀五段は敗れると8勝2敗が他に1名だけになった場合のみ昇級。伊藤匠七段は敗れると8勝2敗が古賀五段だけになった場合のみ昇級。出口六段は勝って8勝2敗とした上で古賀五段か伊藤匠七段のどちらかが敗れると昇級。古賀五段が敗れると7勝2敗の4名の内2名にチャンスが回るということになります。

【降級点争い】

※2敗以下が6名となって2勝8敗で終了した日浦市郎八段と1勝8敗の北島忠雄七段の降級点取得が確定。日浦八段は2回目の取得となって来期はC級2組に降級となります。降級点取得対象は6名なので2敗以下の6名は最終戦に敗れると降級点取得となります。高橋道雄九段は敗けると2回目の降級点取得となってC級2組に降級。助かるケースは勝って3勝7敗とした上で他の2勝7敗の棋士3名が全員敗れ、更に3勝6敗の畠山成幸八段が敗れた場合のみということでほぼ絶望的。阪口六段も勝っても畠山成幸八段が勝つと降級点、畠山成幸八段が敗けても窪田七段と阿部健次郎七段のどちらかが勝つと降級点取得となるので降級点取得が濃厚。

3勝6敗の4名も勝っておかないと危険で特に畠山成幸八段は勝てばセーフですが、敗けると2勝7敗の棋士4名が自分より上位なので内1名が勝つと降級点取得となるので降級が濃厚。真田圭一八段は敗れると窪田七段、阿部健次郎七段、畠山成幸八段の内2名が勝つと降級点取得となります。船江恒平六段は敗れると窪田七段、阿部健次郎七段、畠山成幸八段、真田圭一八段の4名の内3名が勝つと降級点が回って来る立場。安全圏に入りました。野月八段は安全圏に入りました。

 

(2)第50期棋王戦予選

・4組2回戦

⑯谷合廣紀四段vs西山朋佳女流三冠

 ※勝者は3回戦で八代弥七段と対戦します。

 

・7組3回戦

⑰小林裕士八段vs柵木幹太四段

 ※勝者は準決勝進出。

 

(3)第74期王将戦一次予選

・9組2回戦

⑱池永天志五段vs横山友紀四段

 ※勝者は3回戦で高田明浩四段と対戦します。

 

(4)第32期銀河戦Cブロック3回戦

⑲狩山幹生四段vs伊藤沙恵女流四段

 ※伊藤女流は大健闘で3回戦進出ですが狩山四段はチョット難敵。

 

◆将棋連盟 棋士別成績一覧(レーティング)