◆3月1日の将棋対局結果
(1)第37期竜王戦6組ランキング戦3回戦
①〇古森悠太五段(先)vs●中川彗梧アマ
※勝った古森五段は4回戦進出で宮本広志五段と対戦、敗れた中川アマは敗退になりました。
②●冨田誠也四段vs〇藤本渚四段(先)
※藤本四段、今日は一寸手強いですが勝って勝率を上げそうです。
※藤本四段が勝って今年度(デビュー初年度)46勝7敗、勝率を.8679まで上げました。この先敗ける可能性があるのは王位戦挑戦者決定リーグ戦の石井健太郎六段か佐々木大地七段くらいなので2勝1敗以上で中原誠16世名人が六段時代の1967年に樹立した歴代最高勝率.8545を57年ぶりに更新することになります。レーティングランキングも1,767点で21位まで上昇しました。レートの増加267点は藤井聡太八冠の291点に次ぐスピードで尋常ならざる大器であることは間違いありません。来年度は藤井聡太八冠への挑戦が実現するかもしれません。勝った藤本四段は4回戦で黒田堯之五段と対戦、敗れた冨田四段は昇級者決定戦に回ります。以下は追って。
(2)第50期棋王戦予選
・1組2回戦
③●高崎一生七段vs〇梶浦宏孝七段(先)
※勝った梶浦七段は3回戦で松本佳介七段vs瀬川晶司六段戦の勝者と対戦します。
・2組2回戦
④〇田村庸介七段(先)vs●阿部健次郎七段
※勝った田村七段は3回戦で丸山忠久九段vs杉本和陽五段戦の勝者と対戦します。
・3組2回戦
⑤●鈴木大介九段(先)vs〇佐々木大地七段
※勝った佐々木大地七段は3回戦で先崎学九段と対戦します。
・5組2回戦
⑥●杉本昌隆八段vs〇池永天志五段(先)
※勝った池永五段は3回戦で船江恒平六段vs西田拓也五段と対戦します。
・7組2回戦
⑦●村田智弘七段vs〇横山友紀四段(先)
※勝った横山友紀四段は3回戦で村山慈明八段vs高田明浩四段戦の勝者と対戦します。
(3)第74期王将戦一次予選
・2組2回戦
⑧〇行方尚史九段vs●近藤正和七段(先)
※勝った行方九段は3回戦で塚田泰明九段vs門倉啓太五段戦の勝者と対戦します。
・4組2回戦
⑨●増田康宏七段vs〇伊藤匠七段(先)
※今後タイトル戦線で長くぶつかるであろう若手強豪同士の好カード。増田康七段は後輩に追い抜かれた形ですがその実力はまだ底を見せていないので「目覚め」を期待したいところ。対戦成績は伊藤匠七段が2勝1敗でリードしています。
※実力で伊藤匠七段が増田康宏七段を上回ったことを感じさせる堂々の勝利。3回戦で北島忠雄七段vs八代弥七段戦の勝者と対戦します。
・5組2回戦
➉〇渡辺正和六段vs●黒沢怜生六段(先)
※勝った渡辺正和六段は3回戦で丸山忠久九段vs深浦康市九段戦の勝者と対戦します。
・8組2回戦
⑪●畠山成幸八段vs〇古賀悠聖五段(先)
※勝った古賀五段は3回戦で西川和宏六段vs井田明宏四段戦の勝者と対戦します。
(4)第55期新人王戦2回戦
⑫〇小山直希四段(先)vs●小窪碧三段
※勝った小山直希四段は3回戦で川村悠人三段vs野原未蘭女流初段戦の勝者と対戦します。
◆将棋連盟 棋士別成績一覧(レーティング)