◆2月2日の将棋対局結果
(1)第37期竜王戦4組ランキング戦1回戦
①●青嶋未来六段vs〇石田直裕五段(先)
※勝った石田五段は2回戦で高橋道雄九段vs高野智史六段戦の勝者と対戦、敗れた青嶋六段者は昇級者決定戦に回って同戦の敗者と対戦します。
(2)第37期竜王戦6組ランキング戦2回戦
②〇長沼洋八段vs●西田拓也五段(先)
※勝った長沼八段は3回戦で畠山成幸八段と対戦、敗れた西田五段は昇級者決定戦に回って脇謙二九段と対戦します。
(3)第65期王位戦挑戦者決定リーグ戦白組1回戦
※王位戦リーグが早くも開幕。今期の最大の見所は挑戦権争いも然ることながら藤本渚四段の戦いぶりでありましょう。藤本四段は紅組に入りましたが、ややオールド・タイマーというと失礼になるのでレジェンド揃いと言い換えましょう白組に対し、紅組は指し盛りの強豪ばかり集まって藤本四段の実力や将来性など器のほどを探るには申し分のない顔ぶれと言えましょう。2勝出来れば合格と見たいと思います。余計なことを付け加えれば、年度内に藤本四段の対局が2局組まれると歴代最高勝率更新が危うくなるであろうという心配があること。さて、幕開け第1局は白組から。
③●森内俊之九段(1敗)vs〇木村一基九段(先・1勝)
※王位戦と言えば第60期で木村一基九段が46歳3ヵ月で悲願の初タイトル獲得(史上最年長)を成し遂げたことが思い起こされます。両者の対戦成績は16勝13敗で木村九段がリードしています。
※木村一基九段が白星発進。
(4)第72期王座戦二次予選6組準決勝
④●佐々木慎七段(先)vs〇千田翔太七段
※勝った千田七段は決勝進出。
(5)第50期棋王戦予選
・2組1回戦
⑤●泉正樹八段vs〇所司和晴七段(先)
※勝った所司七段は2回戦で高野智史六段と対戦します。
⑥●木下浩一七段vs〇岡崎洋七段(先)
※勝った岡崎七段は2回戦で村中秀史七段と対戦します。
・4組1回戦
⑦〇島朗九段vs●田中悠一六段(先)
※勝った島九段は2回戦で藤森哲也五段と対戦します。
・8組
⑧●畠山成幸八段(先)vs〇出口若武六段
※勝った出口六段は3回戦で宮嶋健太四段vs横山大樹アマ戦の勝者と対戦します。
⑨〇畠山鎮八段vs●西川和宏六段(先)
※双子の兄弟で全く同じ日に四段昇段、プロ入りを決めた畠山兄弟が同じ組で、同じ日に対局をするとは・・・。
※勝った畠山鎮八段が3回戦で脇謙二九段vs藤本渚四段戦の勝者と対戦します。
(6)第74期王将戦一次予選
・3組2回戦
➉〇佐藤康光九段(先)vs●佐々木大地七段
※これは予選では勿体ない好カード。過去2戦のみで1勝1敗。
※会長職を降りて身軽になった佐藤康光九段が巧妙な指し回しで若手強豪を翻弄。3回戦で瀬川晶司六段vs藤森哲也五段戦の勝者と対戦します。
・6組2回戦
⑪●中川大輔八段vs〇横山泰明七段(先)
※勝った横山泰明七段は3回戦で長岡裕也六段と対戦します。
・8組2回戦
⑫●宮本広志五段vs〇齋藤裕也四段(先)
※勝った齋藤裕也四段は3回戦で北浜健介八段vs柵木幹太四段戦の勝者と対戦します。
◆将棋連盟 棋士別成績一覧(レーティング)