12月22日の将棋対局は15局(2020.12.22) | 東京の四季(庭園&公園)のブログ

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◆12月22日の将棋対局は15局

(1)第34期竜王戦4組ランキング戦1回戦

  ①中村修九段vs渡辺大夢五段

  ※勝者は2回戦で高崎一生七段と対戦します。

 

(2)第34期竜王戦5組2回戦

  ➁川上猛七段vs高野智史五段

  ※勝者は3回戦で青嶋未来六段vs藤森哲也五段戦の勝者と対戦します。敗者は昇級者決定戦2回戦からの出場となります。

 

(3)第79期順位戦A級6回戦

  ③菅井竜也八段(先・9位2-3)vs糸谷哲郎八段(6位3-2)

  ※4連勝の斎藤慎太郎八段に土が付いて渡辺明名人への挑戦権争いは俄かに混戦模様になって来ました。糸谷八段は2敗を守って4番手に留まりたいところ。菅井八段は星を五分に戻して降級の危険を緩和しておきたいところ。両者の対戦成績は糸谷八段が7勝1敗と大きくリード。

 

(4)第62期王位戦予選6組決勝

  ④斎藤慎太郎八段vs都成竜馬六段

  ※都成六段は2016年4月、三段リーグ17期目、26歳の退会年限ギリギリで四段に昇段。プロ入り以来毎年高い勝率を挙げて来ましたが今期はA級八段2人に勝つなど20勝6敗、勝率.769と絶好調。レーティング・ランキング順位もいつの間にか19位まで上げて来ています。王位戦では第60期に予選決勝まで進出。師匠の谷川浩司九段と対戦して敗れ惜しくもリーグ入りを逃しています。斎藤慎八段は西の王子と呼ばれるイケメンですが都成六段も敗けず劣らずのイケメン。イケメン対決の結果や如何?対戦成績は1勝1敗。リーグ入りすると5局対局が付くので収入アップ。

 

(5)第69期王座戦一次予選

  ・ロ組決勝

  ⑤石井健太郎六段vs谷合廣紀四段

  ※勝者は二次予選進出。

 

  ・ホ組決勝

  ⑥小林裕士七段vs池永天志四段

  ※勝者は二次予選進出。

 

(6)第71期王将戦一次予選

  ・1組2回戦

  ⑦野月浩貴八段vs山本博志四段

  ※勝者は3回戦で三枚堂達也七段vs本田奎五段戦の勝者と対戦します。

 

  ⑧飯塚祐紀七段vs高野秀行六段

  ※勝者は3回戦で日浦市郎八段vs戸辺誠七段戦の勝者と対戦します。

  ・4組2回戦

  ⑨佐々木慎七段vs佐藤慎一五段

  ※勝者は3回戦で深浦康市九段vs及川拓馬六段戦の勝者と対戦します。

 

  ・6組2回戦

  ⑩高橋道雄九段vs富岡英作八段

  ※勝者は3回戦で先崎学九段vs阿部光瑠六段戦の勝者と対戦します。

 

  ⑪神谷広志八段vs佐々木勇気七段

  ※勝者は3回戦で所司和晴七段vs飯島栄治七段戦の勝者と対戦します。

 

  ・8組2回戦

  ⑫南芳一九段vs宮本広志五段

  ※勝者は3回戦で大橋貴洸六段vs富田誠也四段戦の勝者と対戦します。

 

(7)第92期棋聖戦二次予選3組準決勝

  ⑬羽生善治九段vs高見泰地七段

  ※勝者は決勝進出で森内俊之九段と対戦します。

(8)第52期新人王戦2回戦

  ⑭増田康宏六段vs徳田挙士三段

  ※増田六段は2014年10月に16歳で四段昇段プロ入りし東の天才と呼ばれることも。まだ23歳なので六段に留まっていればあと3回出場権があります。新人王戦では既に2回優勝(第47期・48期)しており3回目の優勝を目指します。過去に3回の優勝を果たした棋士は森安秀光九段、森内俊之九段、藤井猛九段の3名で4人目になるかどうか?デビュー後3年度目までの勝率は7割以上、2018年度は最低の成績でしたが、それでも勝率は.642。しかし、順位戦はC級1組(今期は7戦全勝でトップを走っていて昇級チャンス)、竜王戦も3組に留まっているのは食い足りない感じ。徳田三段は遥かに格上の強豪を相手に如何に戦うか?

 

(9)第29期銀河戦Cブロック1回戦

  ⑮谷合廣紀四段vs折田祥吾四段

  ※折田四段はアマチュア時代の第27期銀河戦でプロ棋士を7人抜き、第28期でも予選2連勝、本戦2連勝とプロ相手に目覚ましい成績を挙げてプロ編入試験受験資格を取得し、昨年プロ編入試験を受験して合格し晴れてプロ入り。フリークラスに在籍していますが順位戦C級2組昇級が待たれます。