12月20日・21日の将棋対局結果(2020.2.22) | 東京の四季(庭園&公園)のブログ

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12月20日・21日の将棋対局結果

◆12月20日の将棋対局結果

(1)第70回NHK杯将棋トーナメント3回戦

  ①〇斎藤慎太郎八段(先)vs●高野智史五段

  ※終盤の入口で高野五段の受け手に問題があったようで斎藤慎八段が一気に優勢になり高野五段捨て身の寄せを交わして斎藤慎八段が勝利。4回戦進出でNHK杯11回優勝の羽生善治九段と対戦します。(※高野五段は2回戦で久保利明九段を破っての3回戦になります。2015年10月21歳でプロ入り。現在27歳で斎藤慎八段とは同学年で半年ほど遅生まれ。斎藤慎八段は2012年4月18歳でプロ入り。2018年度第66期王座戦で中村太地王座を3-2で降して初タイトル獲得。今年度はA級に昇級して目下4勝1敗で名人挑戦権争いの単独トップに立っています。4強に食い込めるかどうかここ2,3年が正念場でしょう。)

 

◆12月21日の将棋対局結果

1)第34期竜王戦1組ランキング戦1回戦

  ①〇永瀬拓矢王座(先)vs●澤田真吾六段

  ※絶好調の澤田七段ですが4強の一角を崩すに至らず。永瀬王座が圧勝で2回戦進出。⦿羽生善治九段vs佐々木勇気七段戦の勝者と対戦、敗者は5位決定戦に回って⦿の敗者と対戦します。

(※永瀬王座は今期タイトル戦を2つ戦い叡王は豊島将之竜王・叡王と千日手1、持将棋2を含むフルセットの激闘の末敗れて失冠したものの王座は久保利明九段をこれまたフルセットの末退けて防衛に成功。タイトル戦を6勝6敗五分の星で乗り切ったのですが今季通算の成績は34勝16敗、勝率.680は立派のひと言。年間対局52局(持将棋2を含む)は断トツの1位で強者の証。対する澤田六段は今期18勝5敗、勝率.783は藤井聡太二冠の.810に次ぐ2位と絶好調。2009年4月17歳でのプロ入り。現在29歳で本格化の兆し。前期竜王戦は2組でランキング戦1回戦敗退後、昇級者決定戦では1回戦から4連勝して自身初の1組に昇級。両者の対戦成績は永瀬王座が5勝1敗と圧倒していますが激戦が予想されます。)

 

(2)第71期王将戦一次予選

  ・1組2回戦

  ➁〇三枚堂達也七段vs●本田奎五段(先)

  ※勝った三枚堂七段は3回戦で野月浩貴八段vs山本博志四段戦の勝者と対戦します。

 

  ・4組2回戦

  ③〇屋敷伸之九段(先)vs●佐々木大地五段

  ※屋敷九段は若手強豪を退けて3回戦進出。阿久津主税八段vs梶浦宏孝六段戦の勝者と対戦します。

  

  ・5組2回戦

  ④〇森内俊之九段(先)vs●大平武洋六段

  ※勝った森内九段は3回戦で青野照市九段と対戦します。

 

  ・8組2回戦

  ⑤●安用寺孝功六段(先)vs〇古森悠太五段

  ※勝った古森五段は3回戦で山崎隆之八段vs長沼洋八段戦の勝者と対戦します。

 

  ⑥●村田智弘七段(先)vs〇黒田堯之四段

  ※勝った黒田四段は3回戦で豊川孝弘七段vs牧野光則五段戦の勝者と対戦します。

  

  ・9組1回戦

  ⑦●伊奈祐介七段vs〇山本真也六段(先)

  ※勝った山本真六段は2回戦で池永天志四段と対戦します。

 

  ・9組2回戦

  ⑧〇東和男八段(先)vs●浦野真彦八段

  ※勝った東八段は3回戦で谷川浩司九段vs脇謙二八段戦の勝者と対戦します。

  

  ⑨●阪口悟六段vs〇船江恒平六段(先)

  ※勝った船江六段は3回戦で西川和宏六段vs石川優太四段戦の勝者と対戦します。

 

(3)第92期棋聖戦二次予選6組決勝

  ⑩〇中村太地七段vs●阿部健治郎七段(先)

  ※勝った中村太地七段は挑戦者決定トーナメント進出。