ぺこぺこしながらエレベーターを降りたハムさんと私。
駅の方へと向かいます。
てくてく…すとっ…![]()
まさにそんな感じの音が似合います。
突然立ち止まったハムさん。
「あの……ライン交換しませんか?」
思い詰めたような顔でそう問いかけられました。
もちろんオッケーです![]()
私も電車に乗ってバイバイする時に聞こうと思ってたの![]()
そう思って二つ返事でライン交換。
再び歩き出す。
てくてくてくてく……すとんっ![]()
隣を見ると再び固まっているハムさん。
その目は私を凝視しています。
「あの……妹のために東京土産を……。」
そう言うではありませんか。
そうか、ここでバイバイね!と思い、
「いいですね!喜ばれると思いますよ!ではラインでまた連絡しまーす!」
私は歩きはじめました。
「あ……ちょっと待ってください〜」
なんだなんだ!?そう思って立ち止まって振り向くと、
「妹、東京に住んでいるので東京土産をと思ったのですが、どれがいいかわからなくて。そこのデパートで一緒に選んでもらえます?」
いやいやいや……つっこませてもらう。
東京に住んでいる人にわざわざ東京土産を吟味して選んで渡す必要ないでしょ。
それもデパート…。あなたの妹の話、今ここへきて出たからそもそも何も知らないのに。
「東京住んでるのに東京土産……ですか」
私が少し後退りするとすかさず一歩前へ出てきたハムさん。
「お時間あります?」
いや、とりあえずお時間ないっす![]()
「すみません、この後用事もあるので今日はこちらで失礼します!」
そのまま私はペコリと頭を下げスタコラと駅へ向かいました。
帰り際に帰らせようとしてくれない空気感の人、嫌だなぁ。。
そんな気持ちも少しありましたが、マッチングアプリ記念すべき1人目の人、ということもありまた会ってみたいな欲の方が強かったです。
その後仕事の都合で住む場所に距離ができてしまった私たち。
ラインになってからも長ーい文章を1日1通ずつ交互に送り続けていました![]()
そして電話もしました![]()
頻度は隔週くらいかな?そしてそんなやりとりからその1ヶ月後くらいの出来事……。
続く