さっき、父と大喧嘩した。


温厚な私が、何が原因で喧嘩するのかって?


毎回風呂に入らせるのも大変ですが、
(一度は、風呂がぬるかったとかで、殺す気か!というので自分で直後に入ってみた。私には普通の温度だったが)


毎晩、便秘薬を解く時の水の量が多いとかで、激怒するんですわ。
(余分な水分を摂りたくない。夜中にトイレに立つのが嫌だからです。
コップに半分から1杯の水で数滴の下剤薬を解く事、と説明書にはあるのですが、コップの半分の水量以上になっていると頑固に言い張る)

つべこべ言わずに、さっさと飲みなさい!


毎回毎回怒るなら、自分で作って飲みなさい!


介護は、「忍」の一文字です。



さて、親友A子さんが飼っている愛犬Pちゃんが、体調を崩し、寝付いてしまいました。


この前からちょっと調子が悪いと聞いておりましたので、心配です。


毎回尻尾を力いっぱい振り回し、私の周りを360度ぐるぐる回って歓迎してくれていたのに、寂しい限りです。


先日、病院に行って見て貰うというので、その結果を聞きに伺いましたら・・・・。


A子さんの顔がむくんでいます。


「どしたん、A子ちゃん。目、腫れてるで。」って心の中でつっこみました。


そしたら、やっぱり案の定、泣き疲れたみたいです。


「Kちゃん(私)、Pちゃん、肝臓ガンなんだって~。大きな腫瘍も背中にあって、ヘルニアにもなってしまって、後ろ足が動かない状態だから、もう前みたいに散歩にはいけないよ~。」と泣いてます。



「もう14歳だから、人間でいえば80歳のおばあちゃん。仕方ないね。今まで元気でいてくれてありがとう。」って又、泣く。



でも、私が全く泣き顔も見せず冷静なので、段々感情の高ぶりが治まってきたのか、冷静になってきた。
(多分、薄情な奴と思ってる)


「今日から、おしめを買ってきた。もう自分でおしっこもうんちも出来ないからね。食事も栄養とか健康とか考えず食べれる物、好きな物を食べさせる。」
(介護の覚悟、決めたみたいです)


「今、使えなくなった後ろ足を固定するためのだっこ紐みたいな物を制作中なんだけど、もう疲れた。代わりに縫っていかんかい。」って言う。
(嫌です!と言えたなら・・・。でも、それを言うと長年の友情にヒビがはいりそうなので、しぶしぶ協力したら、そこも!ここも!あそこも!と遠慮なくお願いされる。ところで、今日はほとんど、私縫ってません?)



それから、数日経過。


今日、ちょっとどんな様子か訪問した。


PちゃんはA子さんが寝ようとすると「クゥン、クゥン」と鳴き出すらしく、睡眠不足状態だという。


「A子ちゃんのご飯はちゃんと作ってる?食べてる?」と聞くと、
「それは、大丈夫、しっかり食べてる。」と言う。



さよか。
A子ちゃん、大丈夫だ。
絶対、アナタは鬱病にはならない。
私が保証しよう!


突然、なにやら異質な臭いがし始めた。


「Pちゃん、ウンチしたみたい。ちょっと手伝ってくれる?」



おしめの間から上手いことすり抜けるように、ウンチがマットの上に落ちてしまった。


Pちゃんの足先にも、おしり周辺にもいろんなところにウンチはつきまくる。


お風呂場に抱きかかえてシャワーで洗ってやっている間、Pちゃんの身体を支え続けているために、A子さんは持病の腰痛がおこってしまう。


ウンチひとつで大わらわでんがな。


ウンチの後処理で、マットは洗濯しなくてはいけないわで余分な仕事ができる。


でも、彼女は全く気にしてない。


最後の瞬間まで、彼女はPちゃんに全精力を使い果たす心づもりです。


我が子みたいなPちゃんの為に、今は犬の歩行器をネットで検索しはじめました。


でも、このPちゃんが居なくなったら、新しい犬は飼わないらしいです。
(別れが辛いからでしょうね)



PS.
A子さんの愛情のバランス感覚がわからない。


お父さんを最後までちゃんと看取った態度は、立派です。


毎日食事を作り、おしめもちゃんと替えてあげていました。


でも、お父さんが日中「痛い、痛い。」って痛みを訴えている声が聞こえた時に、
「大丈夫、お父さん。気のせい!」
って一言で片づけた時には、一緒にいた友達ともども腰が抜けた。

「痛い、痛い。」って、ずっと夜中じゅう言われ続けたら、こちらが参ってしまうって。
(本当に相当辛いよね。でも、気のせいはあんまりじゃろ。)

でも、Pちゃんを相手にする時は、
「Pちゃん、痛いの?痛いでしゅか?。触ったらダメでしゅか。そうなんでしゅね。止めましょね。」って、赤ちゃん言葉を発してる。


動物は、しゃべれないから痛いって訴えない、じっと耐えてる。
そこが哀れだと言う。