熊本こころ相談室のあきこです。
今日は、「人の課題に無断で踏み込まない」
という事を書きたいと思います。
スマイルでは、「課題の分離」とされます。
これもまた、初めて学んだ時は、目からうろこでした。
そんな考え方があるのかって感じでした。
しかし、私を納得させたのは、子ども(大人も)の課題に
口を出していると、いつも解決策を考えていなければ
ならず、とても忙しくなる、というところでした。
その時、私は、まさにその通りでした。体がいくつ
あっても足りない様な忙しさでした。
3人の子どもと夫の課題に口を出し、「ああしなさい。
こうしなさい」とやかましく言い、思うように動いて
くれないと腹をたて、不満ばかりだったのです。そのせいで、
くたくたになり、体は不調。本当に苦しんでいました。
そんなとき、人の課題に無断で踏み込まない」という
考え方は、私を楽にさせてくれました。
たとえば、「子どもが忘れ物をする。」というのは、子どもの
課題です。子どもの課題というのは、この行為が最終的に
子どもにふりかかることをいいます。
子どもが忘れ物をするのは、子ども自身が困ることですので、
子どもの課題です。それを、忘れ物をしては、困るだろうと
時間割を確認しランドセルの中を確かめていたのです。
長男が小学生だった頃、授業参観で、「お母さん、筆箱
忘れたんだけど、持って来た?」と言いに来たことがいい例です。
子どもの課題に口を出していたばかりに、私は
自分の時間がなく、超ハードな日々をおくり、子どもは、
私をあてにし、いつも「お母さんが言ったから」でした。
「忘れ物をしたらどうなるのか?」学ぶ機会を奪い、自立を
さまたげていました。
「無断で人の課題に踏み込まない」事を学んだ今は、
課題を分けることが出来るようになり、このようにブログを
書く時間や好きなことをする時間が増えました。(*^▽^*)
腹を立てることも減り、いいことばかりです。
人間ですので、忘れ物はしているかもしれませんが、
自分で解決しているのでしょう。私の耳には届きません。
相手にお願いされた時(共通の課題を持ちかけられた時)
もしくは、こちらが持ちかけた時に、可能であれば、忘れ物
を届けたり、朝、起こしたり、部屋の片づけを手伝ったり
しています。また、夫の課題に踏み込みませんので、
けんかが減りました。(*^o^*)
この考え方もスマイルで詳しく学べます。
この考え方が、私を元気にしてくれます。
最後まで、読んで頂きありがとうございます。o(^-^)o