熊本こころ相談室の心理カウンセラーあきこです。


我が家には、高校3年の長男、中学2年の二男、

小学6年の長女がおります。

スマイル(愛と勇気づけの人間関係セミナー)では、

家族全員が何らかの仕事を分担し、協力しながら、

家族の一員としての役割を担うことを薦めてあります。


我が家でも、長男は、翌朝の米の仕込み、二男は、

たたまれた洗濯物を個人個人のタンスに入れる、

長女は風呂洗い。そして、食事の後かたづけは、

みんなで。と一応決めてありました。


・・・が、風呂洗いがいやになってきた、という長女。

洗濯物がタンスに入りきれない、と嘆く二男の不満

がわき出て、「それじゃ、気づいた人がすれば・・・」

という雰囲気になっていました。


ところが、「気づいた人」=私。

になってしまうことが多く、スマイル式の「お願い口調」

や「意見言葉」を使って、「ねえ、○○ちゃん。お風呂

を洗ってくれると嬉しいだけど」という具合に共通の

課題にする。というのが常でした。


それはそれで、子どもたちは、引き受けてくれていた

のですが、時々、頼んだ方の私が「いや~な気持ち」

になるのです。


「この感情は、何?」と考えた時、気づきました。

「あらっ。私って子どもたちをコントロールするために

仕事の分担という方法をとっていたのかしら・・・?」

これでは、不満が出るのも無理はありませんよね。


ということで、話し合いをすることにしました。

すると、意外なことが、わかったのです。