80 終わりの始まり飛嶋は薬を飲んで寝た夜中、なんだか気分が悪くて目を覚ました辺りは真っ暗だった(あーなんかフラフラする…)飛嶋がそう思った瞬間、世界が回ったぐるぐるぐるぐる、止めどなく回ると同時に、心臓がバクバクして苦しい(あーヤバイ気がする…誰か……誰か……)もともと暗闇にいた飛嶋の目の前はさらに真っ暗になった(俺、もうダメかも…優衣…最期に会いたかったな……)飛嶋は朦朧とする意識の中で優衣の笑顔を思い出していた