アロマテラピーに必要な「精油」とはどういうものなのか?
私たちは、地球に生きている中で動物だけでなく、草や花、樹木や果実など
さまざまな自然の植物に囲まれて毎日を暮していていて
当たり前に生きていると思われがちですが
植物が放った香りは、私たちを楽しませてくれたり、
疲れた気持ちをふっとやわらげてくれたり
元気にしてくれたり、さわやかにしてくれたりしますね
そんな植物も私達を生かされてくれています
とてもありがたくてかけがえのない存在です
精油とは、植物の芳香物質を取り出したもので、エッセンシャルオイルとも
呼ばれています
植物の花、葉、果皮、果実、心材、根、種子、樹皮、樹脂などから
抽出した天然の素材で、有効成分を高濃度に含有した
揮発性の芳香物質であって
それぞれの植物によって特有の香りと機能を持っていて、
アロマテラピーの基本となるものであります
精油の特徴的な性質があって
①芳香性
良い香りを放つ性質を芳香性といいます
精油にはさまざまな成分が含まれており、
精油ごとに独特の香りを持っています
「植物の香りのもと」と言われています
②揮発性
1滴取り出した精油をそのまま空気中に放置しておくと
徐々に気体に変化していきます
このような特徴を揮発性といいます
③親油性
精油は油脂によく溶けます
このような特徴を親油性・脂溶性といいます
水より軽く、水には溶けにくい性質を持っています
④引火性
揮発した物質が空気と混合し、ほかから火や熱が
移って燃えだす性質を引火性と言って
精油は引火性を持っていますので
火を扱う場所での精油の使用には注意が必要です
⑤油脂との違い
精油には「油」という字が入っていますが
油脂ではありません
いちばん多い誤解は精油が植物油(オリーブ油など)と同じようなものと考えることです
精油は植物油ではありません
油脂とは全く別の物質から出来ています
精油は、何種類もあるので
まずは精油に興味を持って楽しむことから始めて
徐々に多くの精油を試し、自分の香りの世界を広げていくと良いかと思います
今日、ミニアップルパイを作りました~
餃子の皮に煮込んだリンゴをのせて、シナモンをかけて
平らにするように(油を少なめに焼くため)包んで
オリーブ油を薄くひいて焼いて出来上がり
ちょっとしたおやつに