皆様こんにちは。
ご無沙汰しております。
先日のお昼ご飯の話。
あいもかわらず、
土曜日は近辺で集まりやすい人たちで
ランチミーティングの日と設定しておりまして、
その日も集合場所である
汁すすりのアニキの事務所へ向かったわけですよ。
で、到着後すぐに何食べに行くか会議が始まる。
するとね、M専(M男、某会社専務、別居中)が、
「イタリアン食べたい」
と、言うわけですよ。
しかも、
「鉄板焼きのイタリアンが食べたい」
と。
ここで説明しておく。
関西で言うイタリアンとは、
最近ではイタリア料理の事を指して
言うようになったが、
純喫茶や家庭で提供される
ハムorベーコンorソーセージ、
ピーマン、玉ねぎが具材に入り、
塩コショウ、ケチャップで味付けされた
スパゲティの事を言う。
そう、イキった言い方をするのなら、
ナポリタンというやつである。
お店の表記が「ナポリタン」となっている場合、
注文時にイタリアンと言いたいのに
「ナポリタンください」と
言わなければならない
何とも言えない謎の屈辱感を受ける。
しかも、大体色んな種類のスパゲティが有る店では
ナポリタンとノーマルのミートは価格設定が安い。
純粋にそういうチープな味が好きで頼むにしても
一緒に行く相手によっては、
別に我慢する必要も無いんだけど、
「さすが大人」と思わせるためにか
何だかわからない邪念が入り、
「地中海のなんとかかんとか」とか、
「なんとかのペスカトーレ」って、
ペスカトーレが何なのかもわからんのに
ええかっこするだけのために
自分のイタリアン愛を押し殺し、
我慢しなければならない場面もある。
というか、ペスカトーレって、なんやねん。
そもそも、何で我慢しているのかわからんが。笑
マクドも一番安いハンバーガーが好きで、
カレーもククレカレーか
ボンカレーかバーモントで、
スパゲティもイタリアンか
ちょっと贅沢にミートで充分。
ペスカトーレってなんやねん!
アーリオオーリオとか
もっとわからんっちゅうねん!
地中海ってどこやねん!
でもね、どうしてもケチャップの味の
あの、子どものころからの友達の
チープなあいつが食べたい時は
我慢せずに頼むのですよ。
ちょっと恥ずかしいな。と、思いながら。
「ナポリたん、ください。」って。
照れながら頼むと
「ナポリたん」になるので注意したい。
なにはともあれ、
オッサンたちの大好物の食べ物なのである。
ちなみに、喫茶店の多くは
かつて、スパゲティも焼きそばも
アツアツの鉄板に乗せて
提供してくれていたのですが、
最近ではイタリアンの提供自体減っている。
喫茶店で焼きそば?と、
他の地域の方からたまにビックリされるのですが、
その辺の話はまた別の機会に。
で、じゃー、イタリアンで良いけど
この辺には無いやろ?
今どきそんな店知ってる?
どこ行くん?って、話になるんですが、
インデアンカレーのスパゲッティで良いと
おぬかしになられるM専。
(おぬかし=ほざく、言葉を吐く等の意)
インデアンのスパゲティ、
皿で出てくるが焼いたパスタが美味しい。
悪くはないが、ミートorカレーのソース。
M専は言い出しっぺでありながら
店探しを早々に諦めたようだ。
で、どこか美味しいイタリアンを
食せる店は無いかと
僕が必死に検索をしているのだが、
「わしが若いころはイケイケでしてねぇ」
等と武勇伝を語りだし、
M専はもう探す気ゼロ男となっている。
で、探した。
ほんっまに、
人に聞いただけでもたどり着けない場所。
伊丹市に良さげなお店を発見。
「あさひ」という喫茶レストラン。
見つけにくい希少なお店でも、
スマホで検索して見つけられるって
ほんまに便利な時代どすなぁ。
で、何を食べるかは決めていたけども、
とりあえずメニューを見る。
ボキの大好きなかつピラフがあるじゃない。
やるなぁ。笑
で、他のお客さんが
オムライスを食べているのを見て
さらに揺らいでしまう。
が、初志貫徹で、
「イタリアン大盛りできますか?」
と、聞いてみた。
「できます」とのことで大盛りを注文。
汁すすりのアニキが
「かつピラフを頼んで皆でシェアしようや」
と、言うので、かつピラフも注文。
で、待っていると
何か運ばれてきた。
1人につき1つこれが来た。
開けてみると、
パルミジャーノレッジャーノなんだか
ナチュラルなんだかわからないが、
粉チーズが満タン入ってた。
イタリアンには粉チーズ山盛り必須な
僕にとって、こんなサービス、
もう、テンション上がりまくりです。
で、イタリアンがやってきた。
これは普通盛り。
僕のじゃなかった。
で、僕のも来た。
大盛り♪
中央のクレーター部分には生卵がダイブしている。
小高い山に湯気が立ち上るこの光景。
スパゲティの活火山やぁ~♪
動画も摂ったぜ。
バチバチというこの音色、
不眠に悩む夜には子守歌に聞いて眠りたいぜ。
何かの雑誌の紹介記事風な
アングルの写真も良いね。
良いぜ。iPhone13。
そして、粉チーズ第一弾を大量に投入。
本当はゲレンデのように白くしたいとこだが
やや多めにかけたとこで我慢する。
ペース配分を考えないと
山を崩して行った先で困る。
ゲレンデが溶けるほど恋したい。
いや、君の心を溶かすほど愛したい。
何言うとんねんっ。
で、例の玉子を潰しながら食べるわけだ。
これ、絶対うまいやつやん。
実際に美味かった。
ほんでね、
このイタリアーノに入ってる
ソーセージが激ウマ。
めっさ美味しいねーん。
ピーマンもやっぱりいるよね。
喫茶店のピザトーストでも
活躍してくれるピーマン。
美味しく食べて絶頂。
まさにピーマンのGスポット。
ほんでよ、
かつピラフのお出まし。
ピラフってか、
焼き飯ですな。
ほんで、かつピラフの付け合わせが
ガリ。
お寿司屋さんのガリ。
謎の組み合わせです。
そして、かつにはこれかけろと出てきた。
デミグラスソースですな。
かつピラフ。。。
なんていうか、
我が家の焼き飯の味に似ている。。。
もしかして、
うちの両親が厨房で働かさせられてる?
って、思った味です。
かつはね、
デミグラスソースも美味しくて
とんかつ定食もそそるなぁ。と、
思う味でした。
しかし、
謎にうちの家の焼き飯の味。
マジでうちの親父、
厨房におるんちゃうん。
次回はオムライスやな。とか、
エビフライ定食やな。とか、
色々言いながら帰りましたが、
僕は多分、
またイタリアン大盛食べると思う。
美味しかったー!
記事書きながら見てたら
また食べたくなってきた!
ヤバい。
また行こ。