ノベル11, ブック18 (ダーグ・ソールスター)村上春樹がノルウェー滞在中に見つけた小説の英訳からの重訳。段落が全くない小説というのも珍しい。じつは、話はおよそ3っに分けられうる。しかし途切れることなく進むので、いわば構造的なシュールレアリズムを醸し出す。結末の事件も、唐突な展開ではなく、振り返ってみると、ちゃんと途中に書き込まれている。春樹のそれとは違った意味でのシュール感が面白い。