「言語は恣意的である」(意味と形式の間に必然性がない)というソシュールら大御所の定説に挑戦する「オノマトペ」論から始めて、言語とは何かの本質にまで迫る。


オノマトペは、日本語では多く、英語では少ない。たとえばネコがシャーと鳴いた、は英語ではThe cat hissed 。なぜ英語ではオノマトペを離れるのだろうか?(本書では充分納得のいく説明はない)


とはいえ日本語でもオノマトペは、語彙全体の1%に過ぎないという。


幼児の言語を習得する過程の観察の面白さは、本書の白眉である。