山口県下関市の市立水族館「海響館」にペンギンのリアルな生態を観察できる展示施設「ペンギン村」が1日、オープンした。水中トンネルを備えた日本最大級の水槽を整備したほか、フンボルトペンギンの生息場所を忠実に再現した屋外施設も設置。陸上での暮らしぶりや飛ぶように泳ぐ躍動感など「ペンギン本来の生きざま」が間近で見ることができるとしている。
 展示施設は「亜南極」と「温帯」の二つの気候エリアに区分。亜南極ゾーンに設置された水槽の水温は約10度に設定するなどフォークランド諸島周辺の気候を再現し、キングペンギンなど4種類のペンギンを、水中トンネルなどを使って多方面から観察できるようにした。
 またチリ国立メトロポリタン公園からフンボルトペンギンの「特別保護区」として指定された温帯ゾーンでは、このペンギンの生息地の自然景観に近くなるよう工夫した巣穴や特殊な土を用意。自然な状態で営巣や育雛できるようこだわったという。 

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