北陸新幹線は3月16日に敦賀まで延伸開業します。


年々、新幹線の路線網が全国各地に伸び続けています。


東海道、山陽、九州新幹線や北陸新幹線には比較的観光で見るところが多いように思います。


しかし、その一方で、JR東日本の新幹線である東北、上越新幹線は新潟(70万人)や仙台(110万人)を除き、観光で見るところが少ないように見えます。


なぜでしょうか?


その答えは沿線人口から解るように感じます。


山形新幹線との分岐駅である福島市はそこそこ大きい街だろうとイメージするかもしれませんが、実際は人口が約28万人という規模で、秋田新幹線との分岐駅である盛岡市は約29万人、東北新幹線最北の新青森駅がある青森市は約27万人。


その一方で、北陸新幹線沿線の人口は、長野市が37万人、富山市が41万人、金沢市が46万人、福井市が26万人と比較的多い都市が並んでいます。


ですから、仙台や新潟市を除けば、皆、26万人規模の都市ばかりで、しかも仙台以北の東北地方は大谷翔平選手の故郷も含めて、のどかな田園風景の車窓が広がって見えるところばかりなので、温泉とかビジネスとか日常使いとかで行く以外は殆ど機会がないのかもしれません。


市場の規模が小さいためか、やっぱり、それだけ衰退が早く進んでいってしまっているのかもしれません。


新幹線によって、東京がより身近な存在になったことも影響しているのかもしれません。







まあ、ウプ主の私が知らないところがあるかもしれませんが。