履歴書の空白ブランク期間、無職期間は、海外(欧州)においてはポジティブに捉えられる一方、日本では未だにネガティブに捉えられ、マイナスな印象を先方側の企業に持たれがちです。


ウプ主みたいに働く意欲はあるけど、自分らしさを見失い、この先の人生、どう生きていけば良いかに悩み、行き詰まってしまった経験を持つ人は、世の中を見渡せば、たくさんいるはずです。


これを一色単に、気持ちの悪いニートだとか言う人がいるかもしれませんが、今回、取り上げるキャリアブレイクをしている人とニートは少し違うではないか?と考えています。


何が違うか?と言いますと、それは働く意欲の有無にあると思います。


本当に気持ちの悪いニートとは、働く意欲が全くなく、ただ理想ばかりを追い求めている人たちのことを言います。この人たちのことを一般に"クズニート"とか言う人がいますが、これは今回、取り上げる内容とは異なります。


働く意欲がある人たちは、キャリアブレイクを一時的な休暇期間や離職期間として捉えようと考えています。前述のことから、日本ではこうした空白ブランク期間は未だにマイナスの印象を持たれますが、海外(欧州)ではこれをキャリアブレイクというポジティブな捉え方、文化にしようという動きは前々からあります。


また、こういう人たちに対する国の厚い支援制度が充実していることも影響していると言います。


こうした背景から、先行きの見えない、厳しい時代を生き残るという意味からもキャリアブレイクというものを欧州みたく、日本でもポジティブに文化にしていこうという動きや活動が広がっています。


日本で広めていくためには、未だに乗り越えなくてはならない様々な課題やハードルがあるのも事実です。


それらを1つ、1つ乗り越えて、文化にする活動は、今後も継続していかなければいけないとしています。