以前より伯備線をイメージしたレイアウトをつくりたいと考えていました。


そうした中、とあるYouTube動画でKATOのカーブ鉄橋を使ったレイアウトを紹介していた方がいらっしゃいました。





その動画を参考に、一念発起するかのごとく、発想を1から転換して、まずはこちらのレイアウトから着手することにしました。


今まで何度も未完成で挫折して、中途半端なまま、廃線を繰り返してきた原因が徐々に明らかになってきました。


それが今回、ご紹介する部分(山や川)から着手せず、駅の部分から施工をスタートしようとしていたことでした。


この意外な原因に今まで何度も気づかずに来てしまっていたがために、廃線を繰り返しては〜のダラダラな無駄を繰り返していました。


そこで今回は、駅の部分はこれまでとは真逆に後回しにして、まずはこの山と川、鉄橋の部分から施工に着手することにしました。


この今回のKATOのカーブ鉄橋は、発売された当初の頃、飯田線によくある渡らずの鉄橋こと、S字カーブした鉄橋向けとありましたので、ウプ主は当時、別のレイアウトに目が入っていたことや、飯田線のレイアウトを再現するのにしか使えないと完全に思い込んでいたこと、TOMIXではなく、KATO製ということもあり、一切、手を出さずにいました。




しかし、それから何年か経過し、最近では寝台特急サンライズ出雲号が通る伯備線の魅力にすっかり取り憑かれてしまい、ついにはいつの日か鉄道模型で再現できるといいなぁ〜という何とない漠然とした夢みたいなものを持つようにまでなっていました。


そんな非現実的なレイアウトの夢を本当に現実的に実現できるように凝縮し、まとめられたサイズのレイアウトが、たまたまYouTubeで紹介されており、これなら、間違いなく行ける!という確信に変わりました。


その動画のテーマと同様、地方の幹線をイメージしたカーブ鉄橋のあるレイアウト。


一般的には飯田線の第6水窪川橋梁をイメージしたレイアウトと見られそうですが、今現在のウプ主は地元の山奥にある飯田線のみならず、見方を変えれば、これはまさしく伯備線の高梁川橋梁にも見えるなぁ〜と。


飯田線で走っている373系や313系3000番台、313系1700番台の他、381系の特急やくもや285系3000番台の寝台特急電車サンライズ出雲号の7両編成を走らせても似合いそうなレイアウトです。


この今回の計画発案当初は、HOゲージにしようか、Nゲージにしようかと迷いましたが、結局、自宅で設置できるスペースやサイズ、カーブ鉄橋セットなどの商品ラインナップの都合上、Nゲージとすることに決まりました。


ベースボードを1から組み直すため、以前のレイアウトで使っていたベースボードの廃材を一部リサイクルする形で流用することにしました。


こうすることで設置にかかる費用と時間の無駄を少しでも省くようにし、地球環境にも配慮しています。


まだ設置位置やスペースの確認のため、架線柱はつけていません。仮の状態です。


北陸新幹線の敦賀延伸開業工事の時も、まだ敷設仕立ての線路では、架線柱が全て設置されている訳ではないことから、当レイアウトもこのやり方を採用しています。設置確認工事開始時から架線柱を設置してしまうと、傷がつく原因にもなりますので。




完成が楽しみですが、次はスタイロフォームを使った山の地形の再現にチャレンジしてみようと思います♪