皆さん、こんにちは。

元エンジニアの経験を活かして、実現した521系の2次車と3次車の混編成再現。

JR西日本の223系と225系の連結を北陸の521系でやるというもの。


今回は、TOMIXのカプラー(3次車側)をKATOに改装するという方法で解決を試みました。

まずは、こちらのKATOのカプラーから。
↓↓↓

これを分解します。

それがこちら。
↓↓↓

次に、TOMIXのカプラーを分解します。


で、これらのうち、使用する部品がこちら。
↓↓↓


KATOのカプラーとTOMIXのカプラーカバー。

考え方としては、以前、GREENMAXから211系5000番台(JR東海車)が発売された際に、KATOの313系の2500番台あるいは2300番台と繋げてみたいというニーズがあった時にGREENMAXからKATOのカプラーに交換するための専用パーツが発売となり、当時、模型鉄の間で大変な話題となりました。

従って、今回、この考え方を取り入れました。

次に、上記のパーツのうち、KATOのこちらのパーツで左右の柱の部分をニッパでカットします。

※ここから先は、改造になりますので、各自の責任でもって、行うようにしてください。設計の構造などを何も理解しないまま、作業を進めて破損してしまった場合などにつきまして、当方では一切、責任を負いません。


次に、その土台をTOMIXのカプラーカバーに取り付けるために、ルーターなどで干渉する部分を削り、加工します。


すると、こんな感じになります。

正直、あまり上手ではありません… 苦笑
↓↓↓


それでも、しっかりと設計の構造を研究しながら、慎重に作業を進めていけば、不慮な破損などにつながる危険性は少しでも避けられるかと思います。

削りが終わったら、次は位置を確認します。
↓↓↓

若干、マイクロエースのアリイのEAST iみたく、連結間隔は広くなってしまうのは、正直、致し方ないかもしれませんが、何もできないよりはマシなはずです。

変な言い訳だったら、ごめんなさい…


確認後、問題がなければ、KATOのカプラーの土台をTOMIXのカプラーカバーにエポキシの接着剤で固定します。

列車の牽引力がかかりますから、ゴム系よりもエポキシの方が頑丈になるはずです。


すると、こんな感じになるはずです。

次に、こちらのTOMIXのカプラーカバーで、同じく干渉する部分をルーターで削り、加工します。


↓↓↓


作業があまり上手ではなくても、しっかりと真っ直ぐ水平になるようにすれば、大丈夫なはずです。

今回は、ここまで。

また次回は、スカートの干渉する部分の解決方法についてお伝えする予定です。