皆さん、こんにちは。
今日は、こんなタイトルでお送りしようと思います!
日本では、自動車評論家という存在は、昔から存在しますが、最近の評論家は、デマや嘘の情報を流して、それでお金をもらうというのが、増えてきているように思います。
いわば、詐欺師評論家は、もはや、不適格な存在だと思いませんか?
その中で、もっとも酷いのが、電気自動車についての評論です。
単なる無知なのか、知りませんが、全く事実と異なることを記事として書いています。
ガソリンエンジンやディーゼルエンジンを推進する自動車メーカーのスポンサーとして、やっているのか、ご自身が、元々、電気自動車嫌いで、ガソリンエンジンやディーゼルエンジンを推していて、それで容赦なく、叩いているのか、
知りませんが、
まあ、そういう自動車評論家の存在によって、やたらと電気自動車に対する誤解が広まってしまうということになりかねないと危惧しております。
自動車評論家というのは、元々、走り屋ではないにしても、飛ばし屋。
プロのレーサー気取りなのか、単なるクルマ好きなのか、知りませんが…
よくある間違いというのが、
1回の充電で走れる航続可能距離の短さと充電時間の長さに対する誤解です。
そんなに待てないとか、長距離走行を頻繁にするとかは、もはや、
普通の自動車の使い方をする人が言う話ではないな…と正直、感じております。
確かに、事業用で使うには、まだまだ課題が残されていますが、
一般家庭の日常で使う分には、もはや、充分と言えるでしょう。
最近の日産リーフなんかは、1回の充電で300km程度※ は走りますし、
※現在、主流のリチウムイオン電池では、バッテリーの残量、充放電したサイクルの回数によって、変わってきますが。
充電に時間はかかるとはいっても、電気自動車のユーザーからしてみれば、それは、さほど気にしていないというのが、調査結果より、解っています。
今では、世界的にトヨタなどと肩を並べるくらい、有名になった、アメリカの電気自動車メーカー、テスラ。
そのテスラオーナーのユーザー、200人を対象にテスラモーターズが行った2013年の調査では、
電池交換式ステーションを試したのは、実際のところ、4人か5人程度であったと言います。
さらに、実際のアンケート調査でも、54%の電気自動車ユーザーは電池交換式に「興味なし」と回答していたことが解ったそう。
出典: テスラのバッテリー交換式EVはなぜ失敗したか I found this Hatena Blog より
テスラの電気自動車は、バッテリーを大量に積んで、重たくなる分、航続可能距離を長くしています。そのため、一回充電すれば、その航続可能距離の地点まで直行することができますが、
実際は、長距離を移動する時、大半の人が途中で休憩を入れるでしょう。
現在は、40分ほどで80%まで急速充電できる設備も充実してきています。
その都度、充電すれば良い。だけど、もう少し、便利だったら、いいのにな…
というのが、正直なところ、電気自動車のユーザーからしたニーズではないでしょうか?
ですから、事業用=トラック、バス、タクシー、営業車には、今のところ、バッテリー式電気自動車は不適格かもしれませんが、
普通の自家用車で、事業用車のように、頻繁に遠出をしないようであれば、
バッテリー価格にもよりますが、少し検討の余地はあるかもしれません。
実際のところ、バッテリー以外、電気自動車は内燃機関のクルマよりも車検が安くなるというのが、本当のところです。
普通のエンジン車で交換する部品に比べたら、電気自動車は、ほとんどないといったところが、本当のことだからです。
モーターやインバータは、よっぽどのことがない限り、壊れないはずです。
そうなると、一番の問題は、やはり、バッテリー(蓄電池)ということになります。
ある程度、走行しますと、バッテリーは消耗してきます。
現在のリチウムイオン電池では、電解質が液体なため、繰り返しの充放電で消耗がしやすく、値段が高いことが、ネックになっています。
ところが、近年、電解質を固体にし、発熱や発火のリスクを抑制したり、値段を抑えたり、繰り返しの充放電で性能が落ちにくい全固体電池の研究も盛んに進んでいます。
このことから、バッテリー式電気自動車も、電池性能やバッテリーのマネジメント制御システム技術、充電設備の充実や画期的な自動充電システムの登場などにより、今後、従来の内燃機関のクルマと同等の利便性を確保できれば、ある時を境に、爆発的にヒットする可能性もあり得ると考えられます。
よって、電気自動車は、内燃機関車より不便だし、嫌いだ!とか言って、電気自動車の悪いところや偏見ばかりを主張する、身勝手な自動車評論家のデマや嘘の情報などに惑わされないよう、皆さんも注意しましょう。