始まりはそんなもん【前編】〜 Da-iCE 工藤大輝編 〜 | いつまでも赤推しさんのaストブログ

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黄「おっ工藤くん♪」


大「なんすか...」


黄「なんだよ面倒な奴に見つかったみたいなその対応(笑)」



大きなため息で返事をする



黄「今度の日曜って誕生日だろ?どうせ暇だろうから予定空けとけよ」


大「いや...大丈夫です」


黄「そんじゃ日曜な」


大「えっあっちょっと!!」



爽やかに手を挙げていなくなった




大丈夫ってOKって意味じゃねぇーんだけど...


あの人、それ分かってるくせに無視したな


ったく...あの人絡みでいい事なんてほとんどない




飲みに付き合えって言われてついて行ったら取引先の女社長への接待


そんでちゃっかり契約決めてるし



合コンに借り出され、女性陣の相手を俺におしつけ自分は狙った子をちゃっかり射止めてやがる



そりゃ、俺へのフォローもちゃんとしてくれるけど...


あの人の企んでる事はイマイチ分からん




日曜日になり連れて行かれたのは大きな公園



大きなクーラーボックスを持たされ歩く先には同じ会社の奴らが



黄「お待たせ〜本日の主役連れてきました」


「おぉー!!先始めてんぞ」

「おっやっと来たな」

「こっち、こっち」


大「日高さん...これって?」


黄「お前の誕生日パーティー」


大「はぁ...」



よく言うわ...俺は誕生日は口実だろ?

だって俺の知らない人とかいるし...



クーラーボックスを置くとノンアルのビールを渡され



黄「そんじゃ始めますか!工藤くん誕生日おめでとうー」


「かんぱーい」


そんな声の中


「工藤、誕生日なんだ」

「えっ今日なの?おめでとうー」



ほらな(呆)口実やん


大人なのであえて突っ込まず会釈してお礼する



徹「ちゃんと来たんだ」



同じく日高さんに誘われて来ていた同期の徹が缶ビール片手に近づいてきた


大「お前もな...まぁ仕方ないしょ、一応あの人にはお世話になってるし」


徹「そうだな(笑)」



誕生日に暇っていう悲しい事実は置いといて


なんやかんや俺も肉食べながら飲みながら徹と楽しんでいた



黄「よっお二人さん、なに同期で固まってんの。せっかくの交流の場なのに」


徹「こんにちは、日高さんご機嫌ですね」


黄「まあね。誕生日の工藤くんは楽しんでるのかな」



少しほろ酔いな日高さんが近寄ってきた



大「酒、飲んだんですか?帰りの運転は...」


黄「お前運転できんじゃん、飲んでないんだろ?」


大「まぁ飲んでませんけど...」



そうなりそうな予感してたんでね



黄「そんじゃ帰りは俺と実彩子ちゃん乗せてってね」


大「宇野さんもですか?」


黄「当たり前だろ、野暮な事確認すんなよ♡」



顔を近づけてきた



大「ちっ近いっす...」


黄「それと...」



日高さんの目線の先にいる宇野さんと伊藤さん



黄「伊藤ちゃんもよろしく♪」


大「はっ?伊藤さんもっすか?」


黄「そっ実彩子ちゃんの親友、俺と実彩子ちゃんを降ろした後、伊藤ちゃんを送って行ってあげて」


大「はっ?俺がですか?そしたら車はどうするんですか?あなたのですよね?」


黄「そのまま乗ってっちゃっていいからさ。近くのパーキングに停めちゃって。もちろん駐車料金は俺持ち」



乗ってっちゃってって...



大「いや、俺、伊藤さんの家がどこかなんて知りませんし、仕事以外で話したことないですけど...」



そりゃ、何度か仕事したことあったから会えば会釈ぐらいはしますけど



黄「まぁ始まりなんてそんなもんよ♪よろしくね」



そう言ってさっと宇野さん達の方へ歩いていった



徹「ぷははは(笑)流石だな、日高さん」


大「いや、笑い事じゃねーよ...」



そもそも始まりって何の話だよ...


宇野さんと伊藤さんの方を見てると


日高さんが何か言ったのか伊藤さんがこっちを見たので目が合った


お酒を飲んでいるからなのか少し赤い顔で会釈してきたので俺も会釈した



徹「伊藤さんかぁ、可愛いよね」


大「...まぁ...可愛いな」


徹「ふっ(笑)始まりはそんなもんだって!」



徹は俺の背中を叩き「俺も焼きそば食べる〜」っと配られている焼きそばをもらいにいった


だから何の始まりだよ...