「洗濯物畳み」は学びの宝庫 | 子供がぐんぐん伸びる小学校受験の勉強法

子供がぐんぐん伸びる小学校受験の勉強法

子供がぐんぐん伸びる小学校受験の勉強法

家庭でのお手伝いとしてお勧めの「洗濯物畳み」。
取り組んでいるご家庭も、きっと多いですよね。

「タオルが畳めるようになりました!」
「ズボンもシャツも、一人できれいに畳めます!」

そんな声が聞こえてきそうです。    

一つ一つ畳めるようになったら、次のステップ。

今度は取り込んだばかりのごちゃごちゃの洗濯物をどう畳むのがよいか、親子で話し合いながら畳んでみましょう。

・好きなものから、適当に選んで畳めばいい?
・それとも、順番を決めて畳んだほうがいい?
・畳んだときの大きさはバラバラでいい?そろえたほうがいい?
・畳んだものを重ねるときは、どれを一番下にしたらいい?

このように取り組むと、何から始め、どう進めたらいいか、考える力が身に付きます。

また同時に分類し、整理することも覚えます。


洗濯物畳みは、手指を上手に使う巧緻性だけでなく、段取り力を養うにも役立ちます。

こうした段取りは、生活のあらゆる場面で求められます。
小学校受験でも、よく取り上げられる課題です。

過去に早稲田実業学校初等部では次のような課題が出題されました。

「机の上に、クリアフォルダ、仕切りのあるトレー、カゴが用意されています。

カゴの中には3種類の大きさの画用紙、ボールペン、鉛筆、付箋、輪ゴム、クリップ、ジッパー付きビニール袋が入っています。

カゴの中に入っているものをクリアフォルダとトレーの中に全部片づけましょう。どのように片づけるかは自分で考えてください」

まさに「段取り力」が問われる課題ですね。

洗濯を畳むときは、姿勢を正して正座して畳むのが基本です。
そのほうが、折り目正しく、ていねいに、テキパキ畳むことができます。

巧緻性を高め、段取り力を養い、姿勢をよくしてくれる。
洗濯物畳みは、「学びの宝庫」。
できれば毎日継続し、経験値を高めていきましょう。